「須坂の母ちゃん頑張る」~全国に拡がった公衆衛生活動の原点~

今日は、7時前から近所の方たちとの雪かきから始まりました。

夜のうちに意外に積もったな。でも、今日の雪は軽くて雪かきしやすかった。

私が東京で家にいないときは、ご近所の方たちが私の家の前の雪かきもしてくださいます。

「いつもありがとうございます」

「いえいえ、いいんですよ。そのかわり、国のため、地域のためにしっかりと仕事をしてくださいね」

感謝感謝! 地域の絆、つながり、大事ですね。

雪かきの後は、上松五差路で西沢正隆県議と一緒に街頭演説、国政・県政報告をしました。

先週印象に残った言葉、石破茂幹事長の「勇気とまごころを持って真実を語る。それができなければ政治家はやめなさい」

何回か引用させていただきました。

午前中はご近所のあいさつ回りをして、午後は須坂に向かいました。

須坂市役所で三木正夫市長と面会、健康福祉部の方たちも一緒に、健康・福祉に関する須坂市の取り組みや課題、そして須高地域(須坂市、小布施町、高山村)の医療福祉ネットワーク推進事業、保健補導員会の活動、などについて説明していただきました。

地域みんなの健康を支える先進的なさまざまな取り組み、これらが健康長寿の信州を支えているのですね。

お伺いしてよかった、と思いました。

そして、いただいたのがこの本です。

「須坂の母ちゃん頑張る」、第二次大戦末期の混乱期に産声を上げた「保健補導員制度」。市民の健康づくりや子育て支援、高齢者の見守り支援などを支えています。

自分の生活すらままならない時代に「住民の命を守る」という大峡美代志保健師の熱い思いが住民の心を動かしました。

旧高甫村の主婦たちが「保健婦さん何か手伝わせてくれないか」の一声から須坂市の補導員会は始まりました。

「保健補導員制度」、この健康づくり活動は、保健システムのモデルとなり、アフリカ地域の保健関係者も視察に訪れるようになったのだそうです。

まさに、私が目指したい地域のつながり、日本の姿です。

いただいた資料にしっかりと目を通させていただいてから、再びお話を聞きに伺いたいと思います。

そのあとは、県立須坂病院を訪れました。院長の斎藤博先生も、ご同席いただいた副院長の赤松泰次先生も信大の医学生時代からお世話になった先生です。

特に、赤松先生とは専門分野が同じ(消化器内視鏡)でしたから、学会などでもよく顔を合わせました。

病院の現状や課題などをお聞きしました。

「候補者になった新聞見て、ビックリしたよ」と赤松先生。

赤松先生、医者から政治家に立場は変わりましたが、思いは同じです。

地域・国民の健康のため『みんなが心も体も元気で生き生きと暮らすことのできる社会』を作るために、政治家として一生懸命に頑張りますからね。