おしゃぶり昆布 浜風

入院していて感ずることは、外が暑いのか寒いのかさっぱりわからないことですね。

天気予報で、「明日は真冬の寒さでしょう」なんて言っても、病室は快適だからそれがさっぱりわからない。

変化がなくて快適なのはいいことかもしれないけれど、それではやっぱりつまらない。楽しいことも、楽しくないことも、両方なくちゃあ人生はつまらないね。

昨日はY先生、今日はM先生が病室を訪ねてくれました。二人とも大学の消化器の医局の後輩、現在はラジオ波治療や内視鏡の名医として、この病院になくてはならないドクターとして大活躍しています。

Y先生は研修医1年目の時、僕が指導医で、すい臓がんのFさんという患者さんの受け持ちになって一生懸命やってました。パンツ1枚になってFさんの入浴を手伝っていた姿を思い出します。Fさんもご家族も、すごく喜んでた。あのころの気持ちを忘れずにね。

入院も2週間を超えました。なんだか口がさみしくて、お見舞でいただいたお菓子など、すぐに食べちゃう。これはまずいと買ってきたのが「おしゃぶり昆布浜風」、これがなかなかうまい。体重が増えちゃったら腰にも悪いから、今日からは「おしゃぶり昆布浜風」三昧でいこう。