おめでとうございます!須坂市保健補導員会に緑綬褒章!

 28日、春の褒章が発表され、須坂市保健補導員会が緑綬褒章を受賞することになりました。

 長寿日本一の長野県民の健康を支える「保健補導員制度」は、第二次大戦末期、須坂市で産声をあげました。旧高甫村の主婦たちが保健師さんに「何か手伝わせてくれないか」と言った一言から始まり、ふつうの母ちゃんたちが健康づくりの大切さを学び、そして地域でそれを教え合って実践し、その活動を広げてきました。

 食事や運動、生活習慣病の指導に加え、近年では健康相談や子育て支援、認知症予防のための健康体操の普及にも、保健補導員のみなさんが中心となって取り組んでいます。

 「自分の健康を自分で創り、自分で守る」を合言葉に、今日まで活動を続けてきた須坂市保健補導員会。その長年にわたる地域交流と社会奉仕活動が高い評価を受け、今回の緑綬褒章受章に至ったものと思います。

 「誰もが安心して、健康にくらすことのできる世の中にしたい」。医者から政治家を志した私の想いと、須坂市保健補導員会の想いは同じです。私も過去に厚生労働委員会の質問で、この保健補導員制度を紹介しています。当時の田村憲久厚生労働大臣からも、「健康を支える保健補導員制度を参考にしたい」との答弁をいただきました。

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 多様化している国民の生活を踏まえ、これまでの社会保障制度の枠組みを超えて、保健補導員制度のような、国民の主体的な健康づくりや、地域の健康づくりを促進するための仕組みなどを支援していくことが大事です。
 
 「日本に健康を創る」という私の政治家としての初心を忘れずに、これからも一歩ずつ、地道に取り組んでまいります。

 過去の委員会での質問はこちらのページからご覧ください。