慶應義塾大学病院へ視察

 24日、「優れた医療機器を国民に迅速かつ安全に届けるための議員連盟」の活動として、慶應義塾大学病院への視察に参加しました。

 慶應病院では、民間企業と共同で内視鏡やリハビリシステムなど、次世代医療機器の研究・開発を行っています。この日の視察では、開発中の医療機器の試作品をデモ体験させていただきました。

IMG_2966

 知的財産保護の観点から実物の写真を掲載することはできませんが、日本の高度なロボット技術を活用した内視鏡や、脳活動をモニタリングし、運動をアシストするリハビリ機器など、実用段階を間近に控えたさまざまな機器を手に取って試すことができました。

 視察終了後は、参加した国会議員団と、医療機器の開発に携わっている慶應病院の先生方との意見交換が行われました。今回の視察で慶應病院側のリーダーを務めた慶應大学医学部の矢作直久教授は、私の東大病院時代の同僚で、ESD(内視鏡を使って低侵襲で胃がんの治療をする技術)の第一人者です。

IMG_2972

 矢作教授の「医療現場でのアイデアを実用化するには、さまざまな課題がある」という意識は私も同じであり、それが、私が政治を志した想いでもあります。

 その想いを胸に政治の世界に飛び込んだ私にとって、今回の視察は、医学だけでは解決できない問題を我々が支援して、さらにそれを日本のイノベーションに変えていく、ということをあらためて認識するものになりました。

IMG_2998

 現場の医療ニーズに応える医療機器の開発・普及を、これからも全力で支援していきたいと思います。

IMG_3014