自然の猛威 日頃からの「備え」を大切に

4日、党本部で行われた災害対策特別委員会に出席しました。1月29日から31日にかけて、長野県中信地域で発生した雨氷被害。倒木によって道路が寸断され、孤立する地域が発生しました。

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被害の状況や政府の対応について担当官庁からの説明に続き、山形村、朝日村、松本市、長野県から被害に対する要望などについてヒアリングが行われました。

「雨氷」とは、過冷却状態の雨が樹木や電線に付着して凍結し、氷で覆われる現象です。上空に暖かい空気の層があり、地表付近の気温が0℃以下という特異な気象条件のもとで、雨滴が0℃以下になっても凍らない状態(過冷却状態)のときに生じると言われています。この雨氷が樹木に着氷すると折損や倒伏の原因となり、被害発生の要因となります。

司会・進行は、務台俊介先生が務めました。

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近年、長野県では御嶽山の噴火や南木曽の土石流、神城断層地震など、大きな災害が相次いで発生し、自然の猛威を思い知らされました。今回の災害に限らず、自然災害は、いつ、どこで起こるかわかりません。だからこそ、日頃からの「備え」が大事です。

災害を防ぐための仕組みづくりと同時に、万が一に備えた体制も整備しておく必要があります。そして防災に対する地域のつながりを作り、ひとり一人も災害に対応する意識を持たなければなりません。そのようなさまざまな観点から、私も自然災害に対する「安心」を創っていこうと思います。

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