超党派バスケットボール議連で天皇杯決勝を観戦

11日、代々木競技場で行われた第91回天皇杯全日本総合バスケットボール選手権大会の男子決勝を、バスケットボール議員連盟の事務局長として、遠藤利明五輪担当大臣らと共に観戦しました。決勝は初優勝を狙ったリンク栃木をアイシン三河が89-73で下し、5大会ぶり9度目の優勝を果たしました。決勝戦に相応しい、迫力ある熱戦でした。

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     ▲左から、遠藤利明 五輪担当大臣、野上浩太郎 参議院議員、小松ゆたか

バスケットボール議連は、「誰もがバスケットボールを楽しめる環境をつくる」「全ての人々に感動と希望を与える」というビジョンのもと、80名を超える国会議員が加盟する超党派の組織です。私は以前から日本バスケットボール協会の医科学委員を務めていた縁もあり、昨年12月8日に行われた設立総会で会長に就任された河村建夫先生のもと、事務局長を務めることになりました。

バスケットボール界では、これまでNBLとbjリーグの2つのリーグが併存し、国際バスケットボール連盟(FIBA)からの国際資格停止処分を受けていました。解決への目処が立たない中、Jリーグの初代チェアマンで、日本サッカー協会会長を務めた川淵三郎氏がチェアマンに就任。川淵チェアマンの強いリーダーシップによりリーグ統一が発表され、昨年8月にFIBAから国際資格停止処分の解除に至りました。今年の秋から男子統一プロリーグ「Bリーグ」が開幕し、長野県内からは信州ブレイブウォリアーズが参戦します。

バスケットボールは小学校・中学・高校と体育の授業に取り入れられており、競技人口も野球やサッカーよりも多く、とても身近な競技です。日本のバスケットボール競技力の底上げや競技人口の裾野の拡大を図り、世界に通用する選手やチームを輩出すること。それが「Bリーグ」の使命です。

また夢のアリーナを作り、地域に根差したスポーツクラブとして、バスケットボールによる地域の活性化を行うことも大事な使命です。サッカーのAC長野パルセイロ、野球の信濃グランセローズ同様、スポーツの力を地域の力に変える仕組みを後押ししていきたいと思います。

バスケットボールの女子代表、車いす男子代表は、すでにリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックへの出場権を獲得しています。40年近くオリンピックに出場してない男子代表も、7月の最終予選を突破して本大会へ出場できるよう、これからも応援してまいります。

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               ▲川淵三郎 日本バスケットボール協会会長を囲んで