スポーツの力で友好を 日韓親善サッカー大会に出場

11月7日、横浜市で日韓両国の国会議員による親善サッカー大会が行われました。私も選手兼チームドクターとして参加し、汗を流しながら親交を深めました。大会には両国から超党派の国会議員合わせて50人ほどが参加しました。

会場に到着し、青の日本代表ユニフォームに着替えると、気合いが入ります。けがをしないようにまずは入念にウォーミングアップ。試合前からけっこう汗だくです。

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          ▲額賀福志郎 日韓議連会長と

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          ▲大島理森 衆議院議長もプレー

開会式。両国の国歌を斉唱。大島理森 衆議院議長が「フェアプレーで友情と理解を深めたい」とあいさつ。

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試合に先立ち、サッカー外交推進議員連盟会長の衛藤征士郎先生と韓国国会議員サッカー連盟のチョン・ビョン・グク(鄭柄國)会長がペナントを交換しました。

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いよいよキックオフ。私は前半途中から出場し、攻撃的ミッドフィルダーのポジションで、ゴールを狙います。早速チャンスが来て、シュート!見事ゴールネットを揺らしますが、まさかのオフサイドの判定。残念ながら得点は認められませんでした。しかしNHKのニュースではこの幻のゴールシーンが放送され、ご覧になったたくさんの方から声をかけていただきました。

▼小松ゆたか 幻のゴールシーンはこちらから
・NHK 日韓の国会議員が親善サッカー大会

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   ▲前半途中からピッチへ 後ろは逢沢一郎 サッカー外交推進議連幹事長

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試合は前半を終了して1-3と韓国が2点のリード。後半も韓国にゴールを決められ1-4。3点にリードを広げられます。「もはやこれまでか」と思われた日本ですが、その後、立て続けに2点を返して、ついに1点差まで詰め寄ります。試合はボールを激しく奪い合う熱戦となりました。

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しかし反撃もここまで。4-3で韓国の勝利に終わりました。試合終了後はお互いの健闘を称えあい、両国選手で堅い握手と記念撮影。日韓親善サッカー大会は晴天にも恵まれ、終始和やかな雰囲気で幕を閉じました。

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11月2日には、3年半ぶりの日韓首脳会談も実現しました。外交も国と国との信頼関係が基本です。お互いの気持ちを理解し合わないと、前に進むことはできません。信頼関係があってこそ、お互いにしっかりものも言えるのです。

6月にソウルで行われた日韓戦に続いて、2回目の親善試合。仲良く話ができる同世代の議員も増えてきました。スポーツには大きな力があります。スポーツを通じた、一人ひとりの信頼関係の構築が、日韓関係の改善、そして両国の友好関係の発展に必ず寄与すると信じて、これからもスポーツを通じた平和外交に真剣に取り組んでいきます。