マレーシア航空機の撃墜とイスラエルの地上侵攻

木曜日は認知症に関する取り組みの議連の会議や役所との打ち合わせなどなど。

今日は千曲川河川整備の北信市町村の国土交通省への陳情のご案内、など二日間の東京日程を終えて、長野に戻りました。

様々な打ち合わせを終えて、自宅で久しぶりに落ち着いてNHKのニュースウォッチ9そして報道ステーション。

昨日のマレーシア航空機のウクライナ上空での撃墜のニュース、そして解説であふれています。さらにイスラエルのガザ地区への侵攻。

何とも言えないやるせなさ。

ウクライナが悪いとかロシアが悪いとか、イスラエルやパレスチナ自治政権のそれぞれの主張。

しかし、一番大事なことは何の罪もない一般市民がたくさん犠牲になっているということです。

集団的自衛権の議論で地元の多くの方からいただいた「戦争をしないための抑止力、そのための軍事力、わからなくはないけれど、心底納得はできない」という言葉。

その気持ちがよく理解できます。

日本の国民の命を守る、その仕組みをしっかり考えながら、同時に我々が目を向けなければいけないのは、世界平和です。

そして、日本にはその役割と責任がある。

今週行われた衆参予算委員会での集団的自衛権の集中審議、私がいい質問だと感じたのは片山虎之助先生の「国内に向けた説明と世界に向けた説明、二枚舌になってはならない」という質問です。

集団的自衛権のごく一部を容認しようという閣議決定ですが、具体的な法律作成、審議はこれから。

世界に対しても、日本は一部を容認しようとしているだけで、国際的な集団的自衛権をすべて認めようとしているわけではない、そのことを毅然と世界に発信する必要があります。

我々国会議員は、日本だけではなく世界の平和に向けた信念を待たなければならない、そのことを強く感じた一日でした。