ザックジャパンの凱旋帰国

朝のNHKニュースでアジアカップを制したサッカー日本チームの帰国風景と記者会見をやっていました。

「全員で勝ち取った優勝」に多くの国民が感動しました。控え選手の活躍、チームの一体感、ザッケローニ監督の細やかな人心掌握術も称賛されました。

最後に劇的な決勝ゴールを放った李忠成選手の会見での言葉、「ずっと試合に出ていなかったけれど、必ずチャンスがあると信じて待ち続けた」、それに対して、ザッケローニ監督は、「李は練習中にも常に準備をしていた」と話していました。

選手と監督、そしてチーム全体に信頼感がないと出ない言葉です。2年前の野球の第2回ワールドベースボールクラッシックで、準決勝のアメリカ戦後に「いままでベンチの中でずーっと試合に出ていました」とインタビューで答えた川崎宗則の言葉が重なりました。http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/0905/15/news002.html

スポーツは「結果がすべて」の厳しい世界だけれど、結果を出すにはそれなりの理由もあります。

人と人との絆が薄れ、人間関係が何となく希薄になりつつある現代社会だからこそ、チームスポーツの活躍は大きな意義があると感じたのでした。