久しぶりの研究室

来年の春開催される第28回日本医学会総会のワーキンググループの会議が東大病院でありました。5年ぶりに訪れた東大病院でしたが、昔のままのところもあり、だいぶ変わったところもあり、懐かしく感じました。

せっかく来たのだからと、現在消化器内科で胆膵グループを仕切っている伊佐山先生に電話して、久しぶりに、かつての研究室を訪れてきました。

みんな遅くまで仕事をしていて、一緒に頑張った仲間たちと1時間ほど話をしました。17年前、東大の胆膵グループを立ち上げて、学生や研修医を一生懸命口説いて、半分だまされて仲間になったかもしれない連中ですが、みな生き生きとしていてホッとしました。今ではそれぞれがその道の第一人者です。研究室の本棚も昔のまま。残してきたスライドや乳頭内圧の測定器などがそのまま残っていました。捨ててもいいものかもしれないけれど、胆膵グループの歴史の一つとしてとっておいてくれているのでしょう。ちょっとうれしくなりました。

医学の進歩のために日々頑張っている後輩連中と久しぶりに会って、熱い想いも聞いて、僕もまだまだ頑張らなきゃなあ、と思ったのでした。