国政をめざすことになりました!

医者として、そしてスポーツ人として、医療やスポーツを支える仕組みがとても大事だと、いつも感じていました。

「みんなが心も体も元気で生き生きと暮らすことができる日本」

それを目指して、日々頑張っていました。

いつも頑張っている選手たちを応援して、支えて、「スポーツの力」が日本を元気にできる、と思いました。

そして、そんな社会を作るために、政治を志そうと考えたのが5年前、でも、なかなかみんなには言えませんでした。

密かに、政治の勉強を始め、5年前から自民党政経塾に通いました。

3年前からは、故郷信州で開講された、政治スクール「信州維新塾」で義家弘介塾長のもと学びました。

今回、自由民主党衆議院長野第一選挙区支部長の公募に応募し、10月20日に面接試験があり、選んでいただきました。

11月12日に正式に党本部から長野1区支部長決定の通知をいただき、国政を目指すことになりました。

そして、年内には総選挙になりそうです。とても忙しい毎日です。

ゆっくり書いている時間がないから、公募の時に提出した二つの論文をここに貼り付けます。

1、応募理由と自己のセールスポイント

私は大学卒業まで故郷信州で育ち、消化器内科医として大学病院などで勤務した後、現在は日本のトップアスリートを支えるスポーツドクターとして働いております。東大病院時代、最先端の医学研究や医学教育を行いながら、医学がどんなに進歩してもそれを生かす社会の仕組みがなければいけない、と感じていました。そのような中、医療崩壊が社会問題となり、医療の仕組みに関わりたいと強く考えるようになりました。七年前にスポーツ医学の世界に身を置くようになってからも、みんなを健康で元気にし、多様な価値を持つスポーツ、それを支える仕組みも十分ではないと感じました。教育やスポーツなど、すぐに結果が出ないものこそ政治の力が必要だと感じ、政治を志したいという気持ちがさらに強くなりました。そして、平成二十二年長野県連に開設された信州維新塾で志を同じくする仲間たちと出会い、三年間共に学び、その想いは確固たるものとなりました。「みんなが心も体も元気で生き生きと暮らすことができる日本を作りたい、そのために、もっと汗を流したい」それが今回応募させていただいた理由です。何より、故郷である信州から日本の歩むべき道を発信したいと考えました。私のセールスポイントは、正義感、行動力、決断力であります。オリンピックなどのチームドクターとして信頼され、数多くの世界大会に帯同していますが、そこで求められるものは病気やけがの選手を治療するだけでなく、心身ともに最高の状態で試合に臨むためのお手伝い役です。そのためには、選手やコーチ、スタッフたちと常にコミュニケーションをはかり、現場が何を求めているかを察知し、率先して体を動かし、しかし決して出しゃばらずに役割を果たさなければいけません。人の意見に耳を傾けること、相手の気持ちを理解すること、そして責任を持って決断する、というリーダーとしての能力は誰にも負けないと思っております。

2、日本と長野県の将来
皆が心も体も元気で生き生きと暮らすことができる日本を作るために最も重要なポイントは「教育」であると私は考えます。例えば医療崩壊にしても、社会の変化、とりわけ個人の権利を尊重する社会になるにつれ「人のためより自分のため」と考える人が多くなってしまいました。このことが、かつては忙しくてもやりがいのある診療科を多くの医学生が志望したのに、最近ではそれを避けるようになってしまっていることの背景にあります。同時に患者さんの側も、病気は治って当たり前、治らなかったら医者のせい、といった個人の権利のみを主張することが多くなり、医療崩壊を加速させています。初等教育であれ、医学教育であれ、教育の目標は、単に知識を身に付けさせることではなく「心を育てる」という意識が必要です。現在の教育にはそのような意識や道義や礼節、協調性、郷土愛を教えるといった観点が欠けていると感じています。また、人の命を預かる医者、その医者を育てる医学教育においても、「人を育てる」という目標は明確ではないように思います。国民の健康を守るために、医者を育てる教育は医療の仕組みを整える事と同様にきわめて重要な課題です。また、私は現在トップアスリートをサポートする仕事をしていますが、スポーツには様々な力があると感じています。生活習慣病の予防や健康増進につながるだけではなく、青少年の心身の育成、地域のつながりや活性化、国際親善や友好、などの多様な価値があり、オリンピックを開催した長野であるからこそ、スポーツの力を発信し続けなければいけません。 豊かな自然を守り、みんなが故郷を愛し、家族や地域の絆を大切にして、それゆえ高齢者の医療費が日本で最も少ない長野県です。真の教育や医療を長野から発信してゆきたい。元気な日本を長野がけん引していきたい。みんなが生きがいを持って健康に暮らす、それが私の目指したい日本と長野県の将来です。

先週から長野市に転居し、忙しくしています。

応援して、支えてくれる皆さんに、感謝感謝の毎日です。

必死で、頑張りたいと思います。