世界体操は復興・再建に向かう日本を応援する

世界体操、今日は女子団体の決勝でした。

2日前の女子団体予選では跳馬のウォームアップ中に飯塚選手が膝をケガするアクシデントにもかかわらず、見事なチームワークで5位となりロンドンオリンピックの出場権を獲得しました。

決勝は6人のうち3人が演技し3人の演技すべての合計点で競います。ですから一つのミスが大きく影響する厳しい戦いです。

そんな緊張の連続の中みんなよく頑張りました。結果は7位でしたが、来年のオリンピックに向けてもっと上を目指してやってくれると思います。

ところで今回の大会、すべての選手たちが「♡東北」のワッペンをつけて演技しているのをご存知ですか?

今回の大会、3月の東日本大震災や原発事故のため東京開催がいったん白紙になりました。

しかし、こんな時こそ元気な日本を世界に示したいとの体操関係者の熱い想いで予定通り東京開催に漕ぎ着けました。

国難とも呼ぶべき事態を克服し、復興・再建に向かう日本の姿を世界に示さなければいけません。

そして、それを世界中の体操人が応援しています。

全員の選手が、このワッペンをどこかにつけて演技していますから、ちょっと注意して見てくださいね。