東大第二内科の同窓会

土曜日は久しぶりに東京大学第二内科の同窓会にいってきました。

現在は、専門科ごとの医局にかわり、明治時代ドイツ医学とともに日本に導入された「ナンバー内科」は消えつつあります。そのうち「東大第二内科」という言葉もなくなるのだろうけれど、やっぱり私の医者としての原点。

30分ほど早く着いたので、医学部の本館や三四郎池を散策。あの頃は忙しすぎて、三四郎池をゆっくり散策する時間なんてなかったなあ。

まずは、同窓で現在徳島大学の循環器内科教授の佐田正隆先生のご講演。柔道部でもあった佐田先生、最先端の研究内容とともに、熱い想いが伝わってくる講演でした。その中で、「子供の肥満が増加している」という話も。これは、私もかかわってしっかりやらなければいけない問題。子供たちのスポーツ離れを食い止めなければいけません。

次いで、懇親会。久しぶりにお会いする先輩や後輩がたくさん。もう20年以上前に私の仲人もしてくださった、杉本恒明先生もとてもお元気でした。

懇親会のあと池之端門から出て今度は久しぶりに夜の不忍池を散策。池に向かったベンチには愛を語らうカップルの姿もちらほら。あやしい人に思われないようにベンチに座ってここを通ったころに思いを馳せます。

池の向こうには、東京スカイツリーが見えますが、そのほかは昔のまま。

中国帰りで疲れてるから今日は早く帰ろう、と一瞬思ったけれども、やはりそういうわけにはいかず、久しぶりに湯島のスコッチバー「ノア」へ。マスターも相変わらず元気。しかも店には美女がたくさん。結局ぐでんぐでんに・・・

やはり、「本郷・湯島おそるべし」の夜でした。