深圳ユニバ閉幕、かげで支えた裏方たち

先ほど閉会式が終わり、ここ深圳で12日間にわたり繰り広げられた戦いが幕を閉じました。

様々な規制があるためブログでは詳細は書けませんでしたが、日本代表選手団の活躍は感じていただけたと思います。

閉会式に先立ち、一足早く選手団の解団式が行われました。塚原団長は日本選手たちの健闘を称え、日本選手団をささえたスタッフたちにも感謝の言葉をいただきました。そして、福井総監督の音頭で、「がんばろう、ニッポン」をみんなで大きな声で叫びました。

日本選手たちは力いっぱい戦いました。胸を張って明日帰国します。

日本代表選手団は合計507人、そのうち選手が337人で役員が170人でした。この「役員」というのは、監督やコーチ、マネージャー、技術スタッフ、トレーナー、ドクターなど選手を支える人たちすべてを指します。

オリンピックなどでも「必要のない役員が多すぎる」などの議論をよく耳にしますが、私の知る限り観光気分で来ている役員はいません。ですから、「役員」と呼ばずに「スタッフ」とでも呼べばいいのに、と思います。

とくに、日本選手団本部のスタッフは大会期間中とても忙しく選手団を支えています。間近に毎日いますからよくわかりますが、「いつ寝ているのだろう」というくらい忙しいです。

大会組織委員会と頻繁に連絡を取り、毎日のように入れ替わる選手団の入村、離村を手助けし、選手村生活にかかわるすべての窓口となります。たとえば、部屋のシャワーが出ないなどの苦情にも本部スタッフが対応しますし、大会が始まる1年以上前から準備を進めているのです。

選手たちもあまり知らないかもしれないけれど、この本部スタッフの方たちがいなければ、日本選手団自体が成り立ちません。

本部スタッフの方たち、本当にお疲れ様でした。

それから、大会期間中、選手たちの健康面のサポートをしてくれた本部メディカルスタッフのみんなもありがとう。

後列左から堀田トレーナー、星川ドクター、私、吉田トレーナー、前列は中村ドクターと土肥ドクター。

そういえば、マジカルエクササイズ女医の中村先生のバッチシメイクの診察風景ものっけちゃおう。

そして、毎朝の会議のたびの塚原団長のお言葉。

昨日22日は、「我欲を捨て、開き直ればこわいものなし。 みつお」 でした。

そして今日、最後の言葉です。

「次はロンドン、目指せ頂点チームジャパン、がんばろうニッポン。 みつお」

そうです、来年のロンドンオリンピックまでもう1年をきりました。

遠くを見つめる塚原光男団長、もちろんその先にはロンドンが・・・

私も、しっかりかげで支えていきたいと思います。