スポーツを支える審判の方たち

深圳のユニバーシアード、日本選手団もほとんどの競技が入村し、毎日熱戦が繰り広げられています。

昨日は、女子バスケットボール、体操の個人総合に行ってきました。

バスケットは190センチ以上の選手4人を擁す優勝候補のオーストラリアとの戦いでした。あれだけ背の高さの違いがあって、懸命にリバンドに飛んでも届かない姿を見ていると、「ずるい」って思ってしまいます。でも、日本選手はよく頑張ってた。

そのあと行った体操は、個人総合の決勝、惜しくも男女とも銀メダルでした。そのあとのドーピング検査の付添いもして村に戻るのが12時を過ぎる毎日が続いています。

でも、このユニバーシアード、日本人でがんばっているのは選手や、スタッフだけではありません。それぞれの競技で何人もの国際審判の方たちが現地に来て活躍しています。もちろん真面目な日本人審判の方たちですから、日本選手の方を持つような不公平なジャッジはしませんが(でも外国人審判は露骨にするけどネ)、新しいルールに関する情報や、ジャッジの傾向など貴重な情報をもらえるので、日本選手団としても大事な存在です。今回も18人の日本人審判の方たちが深圳に入っています。

体操会場でも、時々ご一緒する荒木愼一さんの姿が。

いつものように、オールバックでかっこいいから後ろからもすぐわかりました。そしてよく見るとその左には、「スパークユンケル」の空き瓶が二本。

あー、荒木さんもがんばってるのね。朝から晩まで真剣に演技を見て点数つけて、ジャッジミスがないようにユンケル飲みながら頑張ってる。審判の技術の向上は競技力向上にとても関係があります。採点やジャッジの仕方に関して、国内の大会もできるだけ国際大会に近づけることによって、選手たちは海外でも同じように戦うことができるからです。

というわけで、審判の方たちも頑張ってる、日本が強くなるには審判の方たちの力も大事、というお話。いつも手弁当でスポーツを支えてくれている審判の方たちに感謝感謝!

今日も最後は、塚原団長の「今日の一言」です。

「一つの勇気がすべてを変える。 みつお」