ユニバーシアードの選手村に入りました

中国・深圳で開催される第26回ユニバーシアード競技大会、ここ選手村に到着して3日目です。

8日の朝6時に品川のホテルを出発、香港から国境を通って深圳に入り、さらに選手村入り口でもセキュリティーチェックを受け、選手村の宿舎に到着したのが夕方6時でした。

日本選手団のメディカルで選手村に持ち込む機材や医薬品などは、2週間以上となると相当の数になるので、セキュリティーチェックだけでもとても時間がかかります。

聞くところによると、このユニバーシアードに備えて中国軍は防衛用のミサイルを深圳に配備したのだとか。世界中からアスリートや関係者が集まるので主催する側は万全の警備態勢を敷きます。

医療器具は事前に申請しなければいけませんし、刃物類はもちろんのこと液体やアルコール類もチェックされます。某ドクターは、個人荷物に入れておいた「心の水」を没収されてしまい、そうとうしょげていました。

チームでそれぞれ運び入れる荷物以外にも、日本選手団本部だけで、ジュラルミンケースや段ボール70個以上になる重い荷物を、頼もしい若者アスリートたちが手分けして運んでくれました。みんな、礼儀正しくて力持ち、そしてさわやか。

昨日は、買い出しに行って、日本選手団宿舎内のメディカルルームを設営、、みごとな診察室やトレーナールームが出来上がりました。

8月12日が開会式ですが、一部の種目では明日11日から競技が始まります。我々メディカルスタッフも、万全な体制で、頑張っている選手たちをサポートします。

困難を乗り越えて頑張る「日本」の代表として、一生懸命に戦う「チームジャパン」の選手たちをぜひ応援してくださいね。