ソフトボール金メダルの監督、斎藤春香の新たな挑戦

今日は、7月から青森県弘前市の職員として「新たな思いで地域スポーツの発展にかかわろう、スポーツの素晴らしさを伝えよう」と故郷に錦を飾ることになった北京オリンピック金メダルのソフトボール監督・斉藤春香さんのささやかな送別会でした。

金メダルを陰で支えたトレーナーの篠崎仁美さん、北京のチームドクターとして大活躍したJISSの同僚土肥美智子先生と4人で飲んで語りました。酒豪の斎藤さんに付き合い、私はもはやべろべろ状態ですが、とても楽しかった。

斎藤さんとはシドニーオリンピックの前からですから、もう10年以上になります。アトランタオリンピックではホームラン王。あと少しのところでで金メダルを逃したシドニーオリンピックでも大活躍、ベンチで一緒に大きな声を出しました。今度こそ金メダルと臨んだアテネでは銅メダルで一緒に悔しい思いをしました。そして、監督として臨み、自身4回目のオリンピックとなった北京では見事悲願の金メダル。日本中が歓喜しました。

2年前、長野で斉藤監督と一緒にソフトボール教室を手伝い、トークショーをさせていただいたことがあります。

ソフトボールが大好きで、スポーツが大好きで、それを今まで一生懸命にやってきて、素晴らしい経験ができて、そんなスポーツの楽しさを一人でも多くの子供たちに知ってほしい、と懸命に子供たちと接する斉藤監督、その姿が今でも目に焼き付いています。

だから、今回の新たな挑戦も、よく理解できるのです。

ぜひ、故郷弘前で頑張ってほしい。そして、ソフトボールを一生懸命にやる子供たちのためにも、ぜひとも再びソフトボールをオリンピック種目として復活させて、また斎藤監督と祝杯を挙げたい。

そんなことを考えながら、今日の斎藤監督との戦いに敗れ泥酔状態の私はようやくなんとか書き終えたのでした。