ツイッター、おそるべし

今年の大型連休、震災後の自粛ムードもだんだん解消してきて、徐々に観光地などもお客さんが戻り始めている様子。

いいことだと思う。みんなで元気に東北を応援しなきゃあね。

私は暦通りの休み、2日も6日も診察がありますが、それでも3連休。

しかも、家族は田舎へ、コルセットがまだとれず腰の状態がイマイチの私は一人で東京。

こんなことはめったにないことですから、いろいろ作戦を考えてみたけれど、結局近くの温泉などは満員、作戦が決まらぬまま連休第一目に突入しました。

午前中は新聞読んだりテレビを見て、昼過ぎ、「やっぱり浅草しかないな」、と銀座線に乗り浅草へ。

雨の浅草をぶらぶらして、結局いつもの名画座に足は向かっていました。

今日見たのは、「次郎長三国志」。鶴田浩二演ずる清水の次郎長親分のお話。

男も女も惹きつけ、どんどん子分が増えていく次郎長親分。

「親分とはこうあるべし」と再確認しながら、「それに比べて今の総理大臣は・・・」とやはり感じてしまいました。

見終えて外に出て、またぶらぶらしていたら携帯電話が鳴りました。

「小松先生、映画どうでした?まだ浅草にいますか?」

某スポーツ選手からですが、どうして俺が浅草にいること知ってるんだ???

そうでした、今年になって始めた「ツイッター」で、「雨の浅草なう、これから名画座」と3時間ほど前に書き込んでいたのでした。

浅草で選手と一緒にいた友人がツイッターで僕のつぶやきを見て、「小松はきっとまだ浅草にいるよ」ということで電話が来たというわけです。その後合流し、みんなで楽しく食事とあいなりました。

ツイッター、おそるべし。

「浅草なう」なんて意味のないつぶやきだと思っていたけれど、そうでもないことを勉強させていただいた一日でした。