日別アーカイブ: 2016年10月18日

砂防議連の事務局次長に就任しました

 18日、「自民党砂防事業促進議員連盟」が開催されました。この議連は、先輩の小坂憲次先生が長く会長を務めてこられたものです。この度、新たに岩手の鈴木俊一先生が会長に就任されるにあたり、私も事務局次長に任命されることになりました。伝統ある議連の役員を拝命することを光栄に思っています。

 最近の異常気象といわれる中で、今年も多くの巨大台風が日本列島を襲いました。また突然の集中豪雨などによって、私たちの生命や財産が危険にさらされることも多くなっています。特に長野県は、急峻な地形と、山から直接流れ出す河川を抱えているため、水をいかに治めるかが長年にわたる課題となってきました。

 水の怖さは計り知れないものです。泥棒は金品だけをとっていく。火事はさらに家屋までをとっていく。しかし水は地べたまでをとっていくと、水の恐ろしさはいわれています。政治にとって、水を治めることは最も大切なことなのです。

 その中で、砂防事業は住民の生命財産を土石流から守る、大変重要な事業といえます。長野県は砂防事業発祥の地ともいわれています。長い歴史において、この危険な地形のなかでいかに安全に安心して暮らしていけるかを、砂防事業とともに培ってきているのです。

 今後は「防災」だけではなく、予断を許すことのできない急激な異常気象による災害に備える「減災」という観点からも、着実に砂防事業を促進していかなければなりません。

 長野県選出の国会議員として、砂防議連の役員の一人に名を連ねることができたのは、とても有難いことです。今後も安全で、安心して暮らすことのできる郷土のために、がんばってまいります。