月別アーカイブ: 2016年10月

「小松ゆたかを囲む会」を開催させていただきました

 28日、東京で「小松ゆたかを囲む会」としてパーティーを開催させていただきました。当日は医師時代の恩師や同僚、高校や大学の同級生、スポーツでお世話になった方々、また地元の長野からもお集まりいただきました。お忙しい中、足を運んでいただき、本当にありがとうございました。

 冒頭、この日に薨去された三笠宮崇仁親王殿下と、21日に亡くなられた小坂憲次先生に哀悼の意を表し、黙祷を捧げました。

 額賀福志郎先生、茂木敏充 政調会長、竹下亘 国対委員長、加藤勝信 一億総活躍担当大臣、後藤茂之 長野県連会長をはじめ、多くの先輩議員から激励の言葉をいただきました。

▼額賀福志郎先生よりご挨拶をいただきました
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 ロンドン、リオと2大会連続で銅メダルの三宅宏実選手のお父さんで、日本ウエイトリフティング協会の三宅義行会長からは、私のスポーツドクター時代の仕事についてご紹介をいただきました。先生方のお言葉に期待と責任を感じ、身が引き締まる思いでした。

▼三宅義行 日本ウエイトリフティング協会会長
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▼後藤茂之 自民党長野県連会長より乾杯のご発声をいただきました
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 当日は久しぶりにお会いする方も多く、いろいろなお話しをさせていただき、励ましや応援の言葉をかけていただきました。あらためて本当に多くの方々に支えられて議員活動をさせていただいていることを実感しました。

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 これからも多くの人たちに応援してもらえる人間であり続けられるよう、謙虚な姿勢で努力を重ねていきたいと思います。また初心を忘れず、政治を志した気持ちを持ち続けながら、一人でも多くの国民のみなさんが健康で元気に暮らせるよう、自分の力を尽くしていきたいと思います。

 パーティーの開催にあたっては、準備から当日の運営まで、本当に多くの方にご協力いただきました。あらためて御礼申し上げます。

 みなさん、本当にありがとうございました。

思い邪なし

 毎週火曜日に発行される自民党の機関紙「自由民主」。25日発行の第2717号(11月1日付)の「座右の銘」のコーナーで、私の座右の銘である「思い邪なし」が掲載されましたので、ご紹介します。

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 「思い邪(よこしま)なし」。これは幕末の名君、薩摩藩主 島津斉彬が座右の銘としていた論語の一節です。「心意正しく、邪悪の念がないこと。心情をありのままに発露して、少しの飾り気もないこと」という意味です。

 政治を志そうと考えた初心を忘れずに、真面目に謙虚に、邪念無く政治に取り組んでいきたい。この思いを胸に、初当選以来すべてに誠実に取り組んできました。

 かつて消化器内視鏡医として、またオリンピック選手たちを支えるスポーツドクターとして経験を積む中で、医学がどんなに進歩しても、それを支える社会の仕組みがしっかりとしていなければ、みんなが幸せにならないと感じました。医学だけでは解決できないことを政治で解決したい、スポーツの力を社会の力にしたい、と12年前に政治を志す決心をしました。この世界とは全く縁のなかった私でしたが、政治を学び、選挙の手伝いなどを地道に続けながら、きっと誰かが見ていてくれる、必ず道は拓ける、そう思いながら努めてきました。

 そして平成24年、長野一区の支部長公募に応募。選任され、直後に行われた総選挙に立候補し、初当選。「地道に頑張っている姿をみんなが見ていてくれたんだなあ」、そう感じました。

 医者時代も普通ではなかなかできないことをたくさん経験させていただきました。アトランタからロンドンまで5回のオリンピックに日本選手団の一員として参加したことや、東大病院で内視鏡チームをゼロから立ち上げて最先端の研究ができたことなど、それらは「目の前のことを一生懸命に頑張る」ことによって、多くの恩師との幸運な出会いを得て、拓かれていったものです。邪な心なく、すべてに誠実に取り組むことが、思いを遂げられる最善の道であると私は信じています。

 医師も政治家も、目指すところは同じです。「誰もが健康に、安心して暮らせる世の中を創ること」。その目標に向かって、「思い邪なし」の言葉を忘れずに、これからも一歩ずつ、地道に取り組んでいきたいと思います。

砂防議連の事務局次長に就任しました

 18日、「自民党砂防事業促進議員連盟」が開催されました。この議連は、先輩の小坂憲次先生が長く会長を務めてこられたものです。この度、新たに岩手の鈴木俊一先生が会長に就任されるにあたり、私も事務局次長に任命されることになりました。伝統ある議連の役員を拝命することを光栄に思っています。

 最近の異常気象といわれる中で、今年も多くの巨大台風が日本列島を襲いました。また突然の集中豪雨などによって、私たちの生命や財産が危険にさらされることも多くなっています。特に長野県は、急峻な地形と、山から直接流れ出す河川を抱えているため、水をいかに治めるかが長年にわたる課題となってきました。

 水の怖さは計り知れないものです。泥棒は金品だけをとっていく。火事はさらに家屋までをとっていく。しかし水は地べたまでをとっていくと、水の恐ろしさはいわれています。政治にとって、水を治めることは最も大切なことなのです。

 その中で、砂防事業は住民の生命財産を土石流から守る、大変重要な事業といえます。長野県は砂防事業発祥の地ともいわれています。長い歴史において、この危険な地形のなかでいかに安全に安心して暮らしていけるかを、砂防事業とともに培ってきているのです。

 今後は「防災」だけではなく、予断を許すことのできない急激な異常気象による災害に備える「減災」という観点からも、着実に砂防事業を促進していかなければなりません。

 長野県選出の国会議員として、砂防議連の役員の一人に名を連ねることができたのは、とても有難いことです。今後も安全で、安心して暮らすことのできる郷土のために、がんばってまいります。

自民党の総務会

 臨時国会2日目の27日、総務会に出席しました。総務会は、常設のものとしては党の最高意思決定機関です。党の政策や運営、国会活動に関する重要な事項について、審議決定しています。

 総務会のメンバーは「総務」と呼ばれ、定員は25名。総務会は原則として毎週火曜日と金曜日に開催されます。

 総務会では、国会に提出される法案などの審議と最終決定が行われます。そして議題の終了後には、様々な意見が交わされます。前回の総務会では、憲法改正や天皇陛下の生前退位についての議論がありました。

 今回の予算委員会でも時々登場した「憲法改正草案」、これは自民党が野党時代に作られたもので、私も含め、多くの自民党議員はこの議論に参加していません。また陛下の生前退位にかかる法整備についても、自民党では議論が行われていません。これらについて、自民党内でも、もっとしっかりとした議論を行うべきだ、という意見が出されました。私もその通りだと感じました。

 この様な根本的な意見が出ることが重要であり、自民党の政権党としての能力といえるのだと思います。私もその一員として役割を果たしていきます。

 マスコミの報道では、「官邸主導」「政高党低」といった表現で、自民党内は何でも上意下達、幅広い議論が行われていないような印象を受けがちですが、決してそのようなことはありません。

 総務会では、活発な意見が出されます。多様な意見を許容し、幅広い議論と手続きのもと、合意形成を行う。そして一度決定したことには納得して、政策の実現に向けて全力で働く。これが自由民主党の伝統です。

 総務の一員として、このような議論の場に同席できるのは大変ありがたいことです。私もしっかりと勉強し、意見していきたいと思います。