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「農民の健康を創る会」で知多半島へ視察

 1日、自民党の「農民の健康を創る会」の視察で、JA愛知厚生連の知多厚生病院へ訪問しました。今回の視察には、会長の宮腰光寛先生と、事務局長で同じ長野県の宮下一郎先生が参加されました。

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 知多厚生病院は愛知県の知多半島南部に位置し、急性期医療や救急医療の拠点病院です。また2002年からは離島医療を支援する「へき地医療拠点病院」として、離島である篠島に診療所を開設し、離島医療にも取り組んでいます。

 今回の視察では、海上タクシーでこの篠島診療所にも訪問しました。篠島は人口約1,700人。知多病院はこの診療所に、平日は毎日交代で医師を派遣し、離島研修など地域医療研修にも積極的に取り組んでいます。

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 当日は、毎月実施されている「健康教室」の様子を見学しました。「肺炎の予防」について、研修医の先生が講演。わかりやすく丁寧に説明され、参加者のみなさんも真剣に耳を傾けていらっしゃいました。

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 知多病院ではJA愛知厚生連や知多病院の職員の方から様々な健康づくりのアイデアをお聞きしました。またJAや厚生連病院の組織論や将来像についても意見交換。健康長寿長野県においても、厚生連の果たす役割は大きいです。

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 初当選から毎年参加している、この「農民の健康を創る会」の視察。新潟の佐渡へ視察に行った際、宮腰会長からお聞きした「自民党の原点は現場主義」という言葉を胸に、直接現場に足を運び、自分の目で見て、現場の声に耳を傾けることの大切さをあらためて感じています。

 どんな地域でも、そこに住む誰もが安心して医療を受けられることは、とても重要なことです。医師の地域偏在や診療科偏在を解消するため、厚生労働省、農林水産省とも連携しながら、今後も努力していきます。

 翌2日、長野市で北信5農協の合併による新生「JAながの」の発足式が行われ、私も出席しました。その会場で、前日に視察でお会いした、JAあいち知多の前田組合長とまさかの再会。なんとJAあいち知多とJAながのは姉妹JAで、招待され、出席したとのこと。いろいろなご縁を感じた視察でした。