日別アーカイブ: 2015年11月13日

北陸新幹線 地域の連携とさらなる延伸に向かって

12日、加藤久雄長野市長をはじめ、北陸新幹線沿線の上越、富山、金沢、福井の各市長らと共に、北陸新幹線の金沢-敦賀間の早期開業や、敦賀以西の延伸に関する要望活動を行いました。国土交通省や自民党本部を訪問し、国交省では宮内秀樹政務官に、党本部では稲田朋美政調会長に要望書を手渡しました。

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          ▲国土交通省にて 宮内秀樹政務官と

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          ▲自民党本部にて 稲田朋美政調会長と

日によっては1日の間に長野-東京間を2往復するなど、私も北陸新幹線はとてもよく利用しています。そのスピードはもちろんですが、運行時間の正確性や静かな車内の快適性、事故やトラブルが少ない安全性など、北陸新幹線とそれを支える日本の技術力・サービス力は本当に素晴らしいと思います。

今年の3月、北陸新幹線の長野-金沢間が開業しました。特に今年は7年に一度の善光寺の御開帳と重なったこともあり、その経済効果はとても大きなものがありました。以前に比べ乗車率も高くなったように感じています。特に北陸圏や関西圏からの来客が大幅に増え、新幹線の開業効果が現れているようです。また開業後は沿線各市による新たな地域の連携も生まれています。

このように地方への経済波及効果が大きく、投資効果に優れているとされている新幹線の整備は、沿線地域の発展や活性化、まちづくり、そして地方創生に必要不可欠な事業です。政府・与党は、金沢-敦賀間については平成34年度末の開業を計画していますが、その建設促進や、また敦賀以西のルート決定に向けて、これから議論が始まります。長野市をはじめ、富山、金沢などの沿線各市は「開業したからそれで良し」とするのではなく、新たな連携による交流の効果が大きいということを踏まえて、今後も足並みを揃えて活動を続けていくことが大事だと思います。私も沿線の国会議員の一人として、力を合わせて取り組んでいきます。