Archive for 2月, 2015

総理の施政方針演説

木曜日, 2月 12th, 2015

本日の衆議院本会議では、総理の施政方針演説につづきそれぞれの大臣による外交演説、財政演説、経済演説が行われました。

それぞれ、日本のための覚悟が伝わる演説でありました。

明日の新聞にどう書かれるかわからないけれど、私なりに感じた、力のこもった部分を抜粋します。

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-戦後以来の大改革-

経済再生、復興、社会保障改革、教育再生、地方創生、女性活躍、そして外交・安全保障の立て直し。いずれも困難な道のり。「戦後以来の大改革」であります。しかし、私たちは、日本の将来をしっかりと見定めながら、ひるむことなく、改革を進めなければならない。逃れることはできません。

-改革断行-

農家の視点に立った農政改革・・・何のための改革なのか。強い農業を創るための改革。農家の所得を増やすための改革を進めるのであります。

農業は、日本の美しい故郷を守ってきた、「国の基」であります。だからこそ、今、「変化」を起こさねばならない。必ずや改革を成し遂げ、若者が自らの情熱で新たな地平を切り拓くことができる、新しい日本農業の姿を描いてまいります。

患者本位の医療改革・・・患者本位の新たな療養制度を創設します。世界最先端の医療を日本で受けられるようにする。困難な病気と闘う患者の皆さんの思いに応え、その申出に基づいて、最先端医療と保険診療との併用を可能とします。更に、安全性、有効性が確立すれば、国民皆保険適用としてまいります。

エネルギー市場改革・・・長期的に原発依存度を低減させていくとの方針は変わりません。あらゆる施策を総動員して、徹底した省エネルギーと、再生可能エネルギーの最大限の導入を進めてまいります。

改革断行国会・・・この国会に求められていることは、単なる批判の応酬ではありません。「行動」です。「改革の断行」であります。日本の将来を見据えながら、大胆な改革を、皆さん、実行しようではありませんか。

‐経済再生と社会保障改革‐

消費増税が延期された中にあっても、アベノミクスの果実も生かし、社会保障を充実してまいります。

認知症対策を推進します。早期の診断と対応に加え、認知症の皆さんが、できる限り住み慣れた地域で暮らしていけるよう、環境を整えてまいります。国民健康保険への財政支援を拡充することと併せ、その財政運営を市町村から都道府県に移行することにより、国民皆保険の基盤を強化してまいります。

子育て世帯の皆さんを応援します。子ども・子育て支援新制度は、予定通り、四月から実施いたします。引き続き「待機児童ゼロ」の実現に全力投球してまいります。幼児教育や保育に携わる皆さんに3%相当の処遇改善を行い、小学校の教室を利用した放課後児童クラブの拡大や、休日・夜間保育、病児保育の充実など、多様な保育ニーズにもしっかりと応えてまいります。

あらゆる人が、生きがいを持って、社会で活躍できる。そうすれば、少子高齢化社会においても、日本は力強く成長できるはずです。

日本の未来を創るのは、若者です。若者たちには、社会で、その能力を存分発揮し、大いに活躍してもらいたいと願います。

若者への雇用対策を抜本的に強化します。三割を超える若者が早期離職する現実を踏まえ、新卒者を募集する企業には、残業、研修、離職などの情報提供を求めます。若者の使い捨てが疑われる企業からは、ハローワークで新卒求人を受理しないようにいたします。

子どもたちの未来が、家庭の経済事情によって左右されるようなことがあってはなりません。子どもの貧困は、頑張れば報われるという真っ当な社会の根幹にかかわる深刻な問題です。

誰にでもチャンスがある、そしてみんなが夢に向かって進んでいける。そうした社会を、皆さん、ともに創り上げようではありませんか。

‐地方創生‐

地方にチャンスを見出す企業も応援します。本社などの拠点を地方に移し、投資や雇用を拡大する企業を、税制により支援してまいります。地域ならではの資源を生かした、新たな「ふるさと名物」の商品化、販路開拓も応援し、地方の「しごとづくり」を進めてまいります。

‐外交・安全保障の立て直し‐

平和国家としての歩みは、これからも決して変わることはありません。国際情勢が激変する中で、その歩みをさらに力強いものとする。国民の命と幸せな暮らしは、断固として守り抜く。そのために、あらゆる事態に切れ目のない対応を可能とする安全保障法制の整備を進めてまいります。

我が国は、先の大戦の深い反省とともに、ひたすらに自由で民主的な国を創り上げ、世界の平和と繁栄に貢献してまいりました。その誇りを胸に、私たちは、これまで以上に世界の平和と安定に貢献する国とならなければなりません。次なる八十年、九十年、そして百年に向けて、その強い意志を世界に向けて発信してまいります。

本年はまた、被爆七十年の節目でもあります。唯一の戦争被爆国として、日本が、世界の核軍縮、不拡散をリードしてまいります。

‐2020年の日本‐

オリンピック・パラリンピック

必ずや成功させる。その決意で、専任の担当大臣の下、インフラ整備からテロ対策まで、多岐にわたる準備を本格化してまいります。

スポーツ庁を新たに設置し、日本から世界へと、スポーツの価値を広げます。子どもも、お年寄りも、そして障害や難病のある方も、誰もがスポーツをもっと楽しむことができる環境を整えてまいります。

昭和の日本人に出来て、今の日本人に出来ないわけはありません。私は、この議場にいる全ての国会議員の皆さんに、再度、呼び掛けたいと思います。

全ては国民のため、党派の違いを超えて、選挙制度改革、定数削減を実現させようではありませんか。憲法改正に向けた国民的な議論を深めていこうではありませんか。

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演説を聞きながら、責任感があふれてきました。

しっかりと頭に入れながら、これからの国会審議に、誠実に、おごることなく臨んでまいります。

 

100円のうまいコーヒーに思う

月曜日, 2月 9th, 2015

月曜の朝恒例の街頭演説を終え、長野事務所でのミーティングを終えて、上京する新幹線の中で書いています。

2回目の当選をさせていただいてからもうすぐ2か月、長野事務所の体制の整備、あいさつ回り、新年会、後援会組織の立ち上げ、国会も始まりました。

一週間に大体3往復する新幹線の中、少しでも体を休めようと、目を瞑っている事が多いのですが、しばらく書いてなかったブログを書かなきゃ、と奮起してPCの電源を入れました。

コーヒー好きの私は、今日も新幹線に乗る前、長野駅の待合の売店でコーヒーを買いました。

1杯100円、新幹線の中で買うと310円、断然安いから、朝などは2台あるコーヒーメーカーの前に行列ができるのだそうです。

売店の女性がそう教えてくれました。

安くてよいのだけれど、でもそれが本当に良いことなのか?

規制改革や農協改革の議論とも重なり複雑な気持ちになってきました。

おそらくそのうち車内販売のコーヒーはなくなり、ほかの商品も乗る前に買ったほうがいくらか安いわけだから、車内販売もなくなっちゃうかもしれません。列車の風景が一つ消えてゆく。

街の中からも、昔ながらの喫茶店がどんどん消えていっています。

高校生時代、女性をデートに誘う言葉は「お茶でも飲みませんか?」でした。

喫茶店での初デート、今でも鮮明に覚えています。

たまり場でもあった喫茶店でコーヒー飲みながら、様々な大人や仲間と語り合いました。コミュニケーションの場でもありました。

今の時代はそれがラインやツイッターってことなのか。

規制改革や競争原理、そんなことばかり叫んでいると、やがて日本のふるさとの原風景は消えていくでしょう。町の商店街がなくなり、学校から給食を作るにおいが消えていったのも、同じこと。

コーヒー1杯でいろいろ考えちゃうなあ、でも政治家だから責任をもって考えて取り組まないと、などと思いながら、もう東京です。

しかし鮮明にその場面を覚えている初デートした喫茶店、その名前を思い出すことがまだできずに、ちょっとショックな小松でした。