月別アーカイブ: 2014年10月

危険ドラッグを根絶させる!

今日の厚生労働委員会、午前も午後も「危険ドラッグ対策」に関する参考人意見陳述や質疑が行われました。

危険ドラッグ使用者による交通事故が社会問題になる中、法の網の目をくぐるように、新たな危険ドラッグが作られ、インターネットで簡単に購入できるという事実。

多くの方の命が失われているのに、本当に許しがたいです。

我々も責任を持って、法改正を含め早急に危険ドラッグを根絶させる策を作らなければいけません。

傍聴席には、5月に中野市で危険ドラッグ吸引による暴走運転で亡くなった川上育也さんのお父さんと、1月に同様の事故で命を落とした小学5年生の実久さんのご両親の姿がありました。

レスキュー隊になって人の命を助けることが夢だった川上育也さん、夢に向かい仕事に打ち込んでいた消防士、この9月には結婚する予定でした。

どれだけ無念だったことでしょう。

ご家族の気持ちをしっかり胸におき、危険ドラッグそしてそれを作り販売する悪者を根絶させるために、責任を持って取り組みます。

 

石田治一郎先生を悼む

昨日10月12日、長野県議会議員、石田治一郎先生がお亡くなりになりました。

本当に悲しいです。謹んでご冥福をお祈りいたします。

自民党長野県連幹事長として、党派を超えて県政を引っ張り、常に「自分のためより人のため」「自分のためより長野県のため、日本のため」と考える方でした。

すべての人の声に耳を傾け、とてもやさしい先生でした。

ご自宅に戻られた石田先生のお顔はとても安らかな、いいお顔でした。

石田先生とお話しした、様々な場面が思い浮かびました。

国会議員になる前も、なってからも、温かくご指導いただきました。

いまだに石田先生と話をするときは緊張しました。

政治の心、政治は人と人だ、と教わりました。

最後に電話で話をさせていただいたのが一週間前、早すぎます。もっともっと政治の心を教えていただきたかった。

先生と何度もお話をした「覚悟を決めて選んだ道」です。

いつまでも石田先生の言葉を思い出しながら、長くこの道を歩むことができるように、心の政治を続けることができるように、必死で頑張りたいと思います。

石田治一郎先生、どうぞ安らかにお眠りください。

 

 

秋の臨時国会は「地方創生国会」

9月29日に第187回国会が召集されました。

本会議での安倍首相の所信表明演説、衆参予算委員会での質疑も終わり、昨日からは私の所属する委員会も始まりました。

私の所属する委員会は、今まで通り厚生労働委員会と内閣委員会、どちらの委員会でも今国会での重要な法案の審議が続きます。 また、自民党の役職として新たに、厚生労働部会副部会長、文部科学部会副部会長を拝命しました。「2020東京オリンピックパラリンピック実施推進本部」事務局次長や「認知症議連」の事務局次長などの役職も引き続きます。

今国会の最重要テーマは「地方創生」です。

地方からどんどん人が減っていく、子供がいない、景気回復を地方では実感できない、シャッター通り、農業や職人の後継ぎがいない、などなど様々な課題に対して、「具体的な」政策を打ち立てていかなければなりません。地方の雇用対策、少子化対策、景気対策など、地方の活性化は今やらなければ将来の日本はない。石破大臣のもと、目先やばらまき的な政策ではなく、将来を見据えた、50年先の日本のための政策を「緊張感」を持って取り組んでゆきます。

昨日は、女性の権利に取り組んできたマララさんがノーベル平和賞を受賞しました。

素晴らしいですね。

われわれも「女性が輝く社会」を目指しています。女性の力を社会の力に、です。

そして、女性の社会進出と少子化対策を両立させる、このためには、単に女性管理職を増やすだけではなく、家庭と仕事を両立することができる環境の整備、男性の考え方や、男性の働き方なども変えてゆかなければなりません。

様々な課題、やるべきことがある中、責任感を持って今国会にも臨んでゆきたいと思います。