Archive for 8月, 2012

ロンドンオリンピック帯同記、その7

月曜日, 8月 13th, 2012

ロンドンオリンピックが幕をとじました。

最終日はなんといっても、レスリング米満達弘選手の金メダル。

ソウルオリンピック以来、男子レスリング24年ぶりの金メダルです。

その24年前に金メダルをとった佐藤満強化委員長の顔はくしゃくしゃ、私もまたまたウルウルでした。

オリンピックチャンピオン米満達弘のかっこいい制服姿を見たい方はこちらをどうぞ。(自衛隊体育学校の入校式)

今回のメダリスト、小原日登美選手や湯本進一選手もいるよ。

http://www.komatsuyutaka.com/kolog/?p=2418

夜には、今回のロンドンオリンピックで村外支援の拠点となった、マルチサポート・ハウスのクロージングセレモニーがありました。

「ワンストップショップ」を合言葉に、選手たちが力いっぱい戦うことができるように、マルチサポート・ハウスのスタッフたちはみんながんばりました。

私は、後半少しお手伝いしただけでしたが、4年前からこの日のために準備を始めててきたスタッフの方々、そして期間中、寝る時間もないほど頑張ったスタッフたち、みんなみんな本当にお疲れさまでした。

文化庁文化交流使の榎戸二幸さんのお琴の演奏から始まり、約2時間の会でした。

日本選手たちが、たくさんのメダルという結果を出してくれて、みんなの顔は満足感でいっぱい。

この経験は、日本のスポーツ界にとっても、きっと大きな遺産になると思います。

そのあと私は初めて、ロンドンの街中に繰り出しました。

一人でパブに入って、閉会式の様子をテレビで見ながら、飲みました。

今回のオリンピックでの様々な場面が思い浮かびました。

今回も、選手たちからたくさんのことを学びました。

これから日本に帰ります。

バイバイ、ロンドン。

ロンドンオリンピック帯同記、その6

日曜日, 8月 12th, 2012

とうとう今日はオリンピック最終日です。

昨夜はボクシング会場でした。

昨日のブログで「村田たのむよ!」と書いた、村田諒太選手、本当にやってくれました。

ウォームアップ会場でも、試合を前にしながら、闘志あふれつつ落ち着きのあるいい顔をしていました。

まずは、見事に銅メダルを獲得した清水聡選手の表彰式、おめでとう!

試合のたびに計量があるボクシング、オリンピックは期間が長いから、なかなか過酷です。

そして、いよいよミドル級の決勝戦、村田選手の登場です。

ボクシングの日本選手たちや村田の奥さんと一緒に大きな声で応援しました。村田の気迫が伝わってきました。

「勝者・オリンピックチャンピオン ブルー ムラタ」のアナウンス、やりました、やりました!

スゴイ、スゴイ!

隣りで応援していた清水選手が「これで話題をあいつにさらわれちゃいました」と笑いながら、冗談交じりに言いました。

再び君が代を聞くことができました。

表彰式のが終わり、金メダルを首に下げた村田選手は、リングを降りる際にリングに一礼しました。

表彰台に上がった4人の中で、「礼」をしてリングを降りたのは、村田選手だけ。

このことにだれか気づいたでしょうか。

素晴らしい、これぞスポーツマンシップ

スポーツマンシップとは「リスペクト」すること。

仲間、相手、ルール、審判、そしてボクシングを、スポーツをリスペクト、尊敬・尊重する。

http://www.komatsuyutaka.com/kolog/?p=1969

もちろんボクシングの連中はみんな礼儀正しくて、応援したくなる選手たちだけれど、この村田の「一礼」をみた私は、もっともっとボクシングを応援しよう、と思ったのでした。

それでは、これからレスリング会場に向かいます。

米満選手です。

また、君が代を聞いてきます。

 

ロンドンオリンピック帯同記、その5

日曜日, 8月 12th, 2012

オリンピックもあと二日間となりました。

9日は、女子レスリング吉田沙保里選手と浜口京子選手の試合でした。

会場にはたくさんの日の丸がゆれ、二人に大声援を送ります。

これは、浜ちゃんの応援うちわ、松川知華子さんの手作りです。

松川知華子さんは女子レスリング55kg級で世界大会では何度も優勝している実力者でした。しかし、同じ階級に最強の女、吉田沙保里選手がいるためにオリンピック出場を果たす事ができず、昨年までで競技生活を引退しました。

今年3月、浜口京子選手のオリンピック出場権を賭けたカザフスタンでの試合では、浜口選手のサポート役として一緒に遠征に帯同し、浜ちゃんをロンドンオリンピックへ導いた女性でもあります。

だから、この手作りうちわには、チカのたくさんの思いが詰まっているのです。

そのチカのドキュメンタリーが9日テレビ朝日「モーニングバード」でオンエアされました。

とりあげてくれたことが本当にうれしいです。

松川知華子さんはロンドンには来ることができませんでしたが、きっと日本から浜口選手、そしてライバルだった吉田選手に声援を送っていたはずです。

私も観客席やウォーミングアップ会場を行ったり来たりしながら大きな声で応援しました。

でも、ご存じのとおり浜口選手は1試合戦っただけで、3大会連続のメダル獲得はなりませんでした。

本当に残念でした。

試合後に、お父さんのアニマル浜口さんと一緒にマスコミに囲まれ、お父さんが話していたことがとっても印象的でした。

「京子バカヤロー、俺はお前の親だからお前を怒らなきゃあいけないんだよ。お前のために一生懸命サポートしてくれた人たち、ロンドンまで応援に来てくれた人たち、テレビの前で応援してくれてた人たちがたくさんいるんだよ。みんな『よく頑張った』って言ってくれるだろう。だからこそ俺が怒らなきゃあいけないんだよ。俺がバカヤローって言わずに誰が言うんだ。おれはお前の親なんだよ」

本当は「京子、本当にこの4年間、よく頑張ったな」と言って抱きしめたいにきまっているのに。

素敵なお父さんだな、とあらためて感じました。

日本に帰ったら、またあの浜口道場で「笑いの特訓」お願いしますね。

そして、吉田沙保里選手は見事に3連覇、本当にすごいです。

吉田選手も、5月のワールドカップで敗れたり、そのあとコンディションがすぐれなかったり、私も少しかかわっただけに、とてもうれしい。

ここぞというときに必ず力を発揮する、吉田選手を見ていて、学ぶことだらけです。

そして、長い間すべてを犠牲にしてレスリングにかけてきた栄和人監督、おめでとうございます。

栄監督のご苦労もよくわかっているから、沙保里が金メダルを決めた瞬間、あのくしゃくしゃの顔をみて、またウルウルしてしまいました。

レスリングもあと二日、みんな続いてほしいです。

それではこれから、ボクシング村田諒太選手の決勝戦に行ってきます。村田、たのむよ!