日別アーカイブ: 2012年1月15日

JISSで選手、コーチ、職員の交流新年会

1月14日土曜日にJISSで新年会が開催されました。

昨年から行われているこの会、JISSを普段使っている選手やコーチと我々JISS職員との交流・親睦も兼ねています。

太田雄貴選手をはじめとするフェンシングの連中が一生懸命に企画運営してくれて、たくさんの選手たちやが集まりました。

会場には美男美女がたくさん、いつも選手たちのジャージ姿しか見ていませんから、その私服姿の美しいこと!

フェンシングの女性たちに、「今度クリニックに診察に来るときにはジャージではなくそのスカートでぜひ」などと言いながら、まずい、これ以上言ったらセクハラだな、と反省。

でも、やっぱり強いものは美しいのですね。

会場には、選手以外にもたうさんの豪華ゲストが来てくれました。

企画も盛りだくさん、1分間スピーチに続いて豪華景品のジャンケン大会。

ジャンケンやビンゴなどこの手のプレゼントにありつけたことがない私は、「どうせ今日も当らないだろう」とやる気なし。

しかし、何事も一生懸命やらなければいけません。2回勝ってステージ近くに行ったら、なんと、コマツ!コマツ!と小松コール。ありがたいねえ。この人たちのためにも頑張らねば!といきなりやる気が出てきたのです。

そしたら、そのあと2回勝っちゃって見事に商品をゲット!思わずガッツポーズして、みんなとハイタッチしてしまったのでした。

いやー、楽しい会でした。

でも選手たちはすばらしいねえ。日ごろからサポートしている裏方の我々にまで気を配ってくれている。なにより、コミュニケーションが大事だからね。

参加した、科学、医学、心理、栄養、運営部、全員のJISS職員やJOC職員たちが、「この選手たちのためにガンバロー」と感じたに違いありません。

太田雄貴選手も名司会ありがとう。

すべてのJISS職員が、ロンドンに向けて、みんなのために全力でサポート・応援するからね!

毎年恒例、川崎宗則との自主トレ

先週は宮崎に行ってきました。

マリナーズとマイナー契約し、メジャーリーグに挑戦するために海を渡る友人・川崎宗則の自主トレに参加するためです。

宗とはもう10年になります。彼がまだ若くて無名だったころ、キューバで開催されたインターコンチネンタルカップにチームドクターとして帯同。きっとお互い同じにおいを感じたんでしょうね、どういうわけか仲良くなって、その後も彼のスポーツに対する姿勢にいつも勉強させてもらっています。

今まで何度も書いてきたので、ぜひ読んでみてね。

今年は「宗侍」川崎宗則の野球教室と宗侍(ムネザムライ)

毎年参加している宗の自主トレですが、彼にとって今年は新しいスタートの年、ぜひ会いにいかなきゃ、と行ってきました。

川崎選手と一緒にトレーニングするのは、横浜の井出正太郎、楽天の定岡卓磨、サポートする岸健太郎、定岡隼人、川野史貴トレーナー、有川征太郎マネージャーという面々。そして、そこにおじさんの私も加わったのでした。

今年のメニューは体幹を鍛えるメニューが中心、どうやらイチローの影響を受けたな。

室内練習場でいきなり400回のスクワットから始まりました。

いやー、きついきつい。続々と襲いかかる体幹トレーニングメニューの嵐。大きな声だけ出してテンポの遅さをごまかそうとする私。

でも一生懸命最後までやり遂げました。やったー。しかしさすがプロ、メニューはまだまだ続きます。

グランドに移って、再び地獄のような特訓です。

淡々と続ける宗リン。

メニューは2時間以上びっしりと続き、そのあとノック。ボール回しを手伝ってようやく昼食となりました。

困難な道をあえて選び、努力してメジャーリーガーを勝ち取ろうと頑張る川崎宗則。

本当に素晴らしいね。

「今、入団3年目くらいの本当に新鮮な気持ちなんですよ」と宗リン。

もちろん厳しい世界だけれど、楽しく、はつらつと、今まで通りの川崎宗則でいればかならずメジャーリーガーを勝ち取ることができるよ!

空港までのタクシーの中、運転手さんが私に話してくれました。

「川崎選手を一度おのせしたことがあるんですよ。さわやかで、礼儀正しくて、我々にもいろいろ気を遣ってくれて、話ししてくれるんですよ。あんなスター選手なのに、ほんとに素晴らしい人ですよね。ぜひアメリカでも活躍して欲しいですよね。」

余計なことは言わずに黙って聞いていた私でしたが、「さすが宗!」と、とっても嬉しい気持ちになって宮崎を後にしたのでした。

来年はメジャーリーガー川崎宗則の自主トレにくるよ!応援してるぞ!