日別アーカイブ: 2011年9月12日

体をはって生きる

レスリングの世界選手権、今日もイスタンブールは雲一つない快晴です。

今朝も朝5時半にモスクからの「天からのお告げ」で目が覚めました。

ツイッターで競泳の松田丈志選手からは「小松先生の体をはった雰囲気づくり、期待しています」とありがたいお言葉。

よし、体をはって頑張るぞ。まあ体をはった雰囲気作りってのは何なのか一言でいうのは難しいけれど、「選手と一緒に我々も戦っているぞ」という気持ちが大事。もちろん「裏方」としての身分をわきまえたうえでね。

昨日は女子チームの初練習、会場には男子フリーの連中もいて、各国の男女入りみだれてのマット練習でした。

今日も元気なおなじみスキンヘッドの栄和人監督、ん・・、今日はなぜか毛が生えてるぞ。

体をはっているといえば、この木名瀬コーチ。私の同期だから、もちろん「飛んでイスタンブール」はよく知っている世代だけれど、まだまだ元気。体じゅう痛いだろうけれど毎日選手たちと体をはったスパーリングです。

木名瀬コーチは優しくて力持ち。長年女子チームの指導をしているけれど、選手の気持ち、女心もよくわかっている。だから選手たちもとても信頼しています。

今日もなにやら選手にいい話をしているらしいところをキャッチ、本当にいい男だねえ。

そして、夜は国際レスリング連盟主催のディナーパーティーに参加してきました。

同じテーブルには、現在モンゴルレスリング協会の名誉会長を務める元横綱の朝青龍さん。

この人も体をはって生きてきた人。

初めてゆっくりお話しさせていただきました。

とても気さくで、礼儀正しくて、相手の話もよく聞いて、魅力的な人。思っていた印象と違ってちょっとびっくり。

実際会って話をするととすごくいい人、ていうのはよくありますね。まあその逆もたまにありますが。

いろいろな苦労もされたろうけれど、でもあれだけの地位を築くのに相当努力をされたことは間違いない。

これからは、日本やモンゴル、世界の格闘技やレスリングの発展のために力を尽くしてくれると思います。

むたい俊介アワーvol17

まだまだ暑い日が続いていますが、みなさま体調など崩されていませんか?

小松先生は、中国深センでの第26回ユニバーシアード競技大会に引き続き、現在トルコ・イスタンブールでレスリングの2011年世界選手権の帯同に行かれています。これは、来年のロンド五輪の出場予選を兼ねた大会でもあり、日本人選手の活躍が大いに期待されていますので、ご注目ください。

少し前になりますが、長野県でご活躍されているむたい俊介さんのUSTREAM「むたい俊介アワー」に、同じ長野県出身ということで、小松先生がゲストとして登場しました!

熱中症の予防のお話から、一流のスポーツ選手の姿勢、今後のスポーツ振興について、さらに、なぜスポーツドクターになったのかなど、小松先生がざっくばらんにお話されています。

ぜひ、ご覧ください!