日別アーカイブ: 2011年7月3日

久しぶりの東京膵臓研究会

先週の土曜日、茗荷谷で「第18回東京膵臓研究会」が開催され、久しぶりに出席、勉強してきました。

スポーツの世界に完全に身を置くようになった6年前まで、私は消化器、特に膵臓や胆嚢の専門家でした。

郵送されてきたプログラムを見たら、座長に東京大学の笹平直樹先生や平野賢二先生の名前が。これは絶対に行かなきゃ、と思いました。

二人のことは、彼らが研修医だったころからよく知っています。まじめで、一生懸命な二人。僕も若かったから、鉄拳制裁で指導したこともあります。その後、我々胆膵グループの仲間になり、いまやその道の立派な専門家です。

二人の晴れ姿を見てきました。立派に座長の役目を果たしていました。そして、研究会の会場は超満員、熱気に包まれていました。

一般にはあまり知られていないかもしれませんが、医学の進歩や新しい知識を仕入れるために、医者たちは仕事が終わった後、身銭を切ってこのような研究会に参加し、日々勉強しています。

東大の胆膵グループの後輩たちも、積極的に質問・発言していました。そんな姿や、立派になった二人の姿を見ながら、「俺もまだまだがんばらなきゃな」と強く感じて、研究会の会場を後にしたのでした。