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熱中症の症状について教えて下さい!

木曜日, 6月 30th, 2011

こんにちは、セクレタリーKです。真夏日がやってくると、あまりの暑さにぐったり。そして、「熱中症」になったらどうしよう……と、不安がよぎります。

猫も暑さにぐったりです。

「熱中症の発生が一番多いのは、通常梅雨明けの急に暑くなった7月、でも今年は6月の急に暑くなった日にもたくさん発生しています」と小松先生もおっしゃっているように、人間は「暑さに慣れる」ので、8月になればだんだん熱中症の発生は減少してきます。ですから、今のこの時期から予防を心がけるのが重要です。

ですが、そもそもどんな症状が出ると熱中症なのでしょうか? 救急車で運ばれる前に、「自分で危ない」と判断して対応できれば、大事に至らないはず!

そこで、小松先生に「熱中症になった時の症状」についてお伺いしました。

Q.暑い環境にさらされているとどんな症状が出ますか?

A.まずは立ちくらみやめまいを感じます。脱水による血圧低下が起こるためです。これらの症状が起きて来た時は、熱中症の初期のサイン。すぐに、涼しいところに移動し、横になって、水分補給、体を冷やすなど、慌てずに処置すれば問題ないです。

Q.それを放っておくとどうなりますか?

A.頭が痛くなり、気分も悪くなっていきます。吐き気をもよおし、嘔吐。倦怠感や虚脱感も強くなってきます。体がぐったりする、力が入らないなどの症状がでてきます。これは「熱疲労」「熱疲弊」と言われている状態。自分で水分を飲めない状態であれば病院で点滴を受ける必要があります。また、長時間にわたるスポーツなどで、水分だけ補給して塩分を取らないと筋肉がぴくぴくしたり痛くなったりすることがあります。これを「熱痙攣」と呼びますが、このような場合は水分だけでなく塩分も補給する必要があります。

Q.さらに病状が進行するとどうなりますか?

A.人間の体温運調節機能が破たんし、異常な高体温になります。これが熱中症の中でも最も重篤な「熱射病」です。ここまで進行すると、呼びかけや刺激への反応がおかしい、体にガクガクとひきつけを起こす、真直ぐ歩けない、意味不明なことを言う、などの意識障害が起き、触ると体温が明らかに熱いという感触があります。こうなってしまったら死の危険が差し迫った緊急事態、ただちに救急車で病院に搬送して集中治療が必要になります。特に、「意識がおかしい」などの症状の疑いがある場合は、絶対に見逃さないようにすることが重要です。

★大切なのは初期の症状がでた時点で、すぐに涼しい場所へ移り体を冷やすこと、水分を補給することが大事です。そして誰かがそばに付き添って見守り、改善しない場合や悪化する場合、吐いてしまって水分補給ができない場合には病院へ搬送してください。熱中症を侮ってはいけません。健康な人でも命を落とすことがある病気だということを忘れないでください。

「なんだかおかしいな」と感じたら、涼しい場所に移動しすぐに水分補給を行ってください。決して無理や我慢はしないでください。

そして、最も大事なことは、そのような状態にならないように、熱中症予防することです。時間を決めてこまめな水分・塩分補給、暑いときは無理をしない、十分な睡眠をとって食事もきちんととる、などに注意すれば熱中症は予防できるのです。

みなさんも暑さで体調がおかしいと感じた時は決して無理をせずに。しっかりと熱中症を予防して夏を乗り切りましょう!

★熱中症に関する情報は、環境省のだしている「熱中症環境保健マニュアル」が一番詳しく、データも最新で、わかりやすいでので参考にしてください。

正しい熱中症対策

木曜日, 6月 30th, 2011

2011年6月30日フジテレビ「知りたがり!

熱中症全般について小松先生が監修しました。

梅雨時は急激な気温上昇と高い湿度のため真夏よりも熱中症になりやすいので、注意が必要です。
熱中症対策としては水分補給!のどが渇いてからでは遅いので時間ごとにこまめに補給し塩分も補給する必要があります。
また、熱中症になった場合、涼しい場所で水分補給をするほか首・脇の下などを冷やすことが有効な対処法です。

★熱中症に関する情報は、環境省のだしている熱中症環境保健マニュアル」が一番詳しく、データも最新で、わかりやすいでので参考にしてください。

熱中症予防、集団でのスポーツ活動中はいつでも水分補給ができる環境・雰囲気を

水曜日, 6月 29th, 2011

2011年6月29日「NHKニュースウォッチ9

昨日東京台東区で、体育祭中の中高生16人が熱中症で倒れ救急車で搬送されました。

これに関して小松先生がコメントしました。

いくつかのポイントがあります。

一つは、昨日のような猛暑の中、集団でスポーツをやる場合には、熱中症の危険を常に頭に入れておくこと。集団の中には体力のある生徒もそうでない生徒もいるわけですから、基本的には体力のない人に合わせて運動を指導することです。

次に、こまめな水分補給ができる環境にあるのかどうかが肝心。「飲んでいいよ」といっても、集団で行動する場合には、「ウォーターブレイク(水飲み休憩)」を定期的にとらないと、生徒たちは水分補給ができません。また、手元に水がなければ水分をとることはできないのですから、水筒やペットボトルを持参させ携帯させること。

もう一つは、熱中症は日本で一番熱い8月よりも、梅雨明け直後の7月や梅雨の中休みの急に暑くなった日に多く発生しているということ。暑熱馴化といって、人間は暑さに慣れる仕組みを持っているのです。ですから、「急に暑くなったとき」は熱中症危険日です。

日本の夏は高温・多湿ですから、スポーツ活動をする場合には注意が必要です。

暑い日には無理をせずに、こまめな休憩、こまめな水分・塩分補給で熱中症を予防しましょう。