Archive for the ‘セクレタリーKの日記’ Category

ロンドンオリンピックが近づいてきました!

土曜日, 5月 5th, 2012

こんにちは、セクレターKです。4年に1度のスポーツの祭典「オリンピック」。その第30回目となる大会が、イギリス・ロンドンで開催されます。ロンドンでの夏季オリンピック開催は史上初の3回目。みなさんも今からワクワクしているのではないでしょうか? 開催期間は7月27日から8月12日の17日間です。

実施されるのは26競技、302種目にもおよびます。「競技と種目ってどう数えるの?」と疑問に感じ、改めて調べてみました。

競技は、陸上、水泳、サッカー、テニス、ボート、ホッケー、ボクシング、バレーボール、体操、バスケットボール、レスリング、セーリング、ウィエトリフティング、ハンドボール、自転車、卓球、馬術、フェンシング、柔道、バトミントン、射撃、近代五種、カヌー、アーチェリー、テコンドー。

野球とソフトボールは今回から、残念ながら除外されてしまいました。この二つに入れ換わって空手とスカッシュが候補にあがっていたそうですが、今回は採用されていません。

競技の中で、普段聞き慣れない「近代五種」も気になったので調べてみました。これは、1人の選手が1日に、射撃、フェンシング、水泳、馬術、ランニングと五種目に挑戦するというもの。しかも、 競技は午前7~8時の射撃からはじまって、最終のランニングを終えるのは午後6時過ぎになるというのですから、想像を越える過酷さ!さらに、幅広い運動能力が問われる鉄人競技。今年は、日本人初の女性選手となる、黒須成美選手と山中詩乃選手の2名が挑戦しますので、注目です。

種目とは、たとえば水泳だと、自由形をみても、50m、100m、200m、400m、800m、1500mと距離も様々。更に、個人メドレーやリレー、そして男女も分けて数えられます。水泳競技の中には、飛び込みやシンクロナイズトスイミングも当然ながら含まれているので、水泳だけでも46種目になります。また、バレーボールではビーチバレーも含まれ、男女合わせて4種目ということになります。ちなみにビーチバレーの会場は、ロンドンの中心にある、ホーズ・カーズ・パレードという広場で行われます。普段は近衛騎兵の交替式がみられるこの場所に砂をひいたビーチバレー会場が登場するそうです。

体操、レスリング、男女サッカー、水泳、マラソンなど、次々とオリンピックへの切符を手にしている日本選手達。その勇姿をみんなで応援しましょう。

サマータイムのロンドンは日本より8時間遅れなので、今から寝不足が心配ですが、日本人選手の活躍から目が離せません。個人的には、開会式にどんなアーティストが登場するかにも、かなり期待しています!

● ロンドンオリンピック2012

蓼科でアンチエイジング

水曜日, 2月 8th, 2012

こんにちは。セクレタリーKです。

1月31日、小松先生とご一緒して、長野県にあるテラス蓼科で開催された、「健美塾(けんびじゅく)」という、イベントに参加してきました。

テレビでもお馴染の鎌田實先生と抗加齢医学会理事長の吉川敏一先生の講演があり、興味深いお話をお伺いしました。

最近良く耳にする幸せホルモンと呼ばれている「セロトニン」。ご存知の方も多いのではないでしょうか? 自分自身が美味しい物を食べたり、キレイなものを見たりすると、分泌されます。

そして、もうひとつ「オキシトシン」という幸せホルモンもあって、こちらは自分ではなく、人のための何かをすることで分泌されるそうです。例えば、お母さんが赤ちゃんにおっぱいをあげている時には、お母さんにはたくさんオキシトキンが出ている! 時々、自分へのご褒美に美味しいものを食べて、少しでもいいから誰かのためになる事をするのが、自分の健康にもつながるなど、ストレスの多い現代社会を乗り切る様々な健康維持のヒントを学ぶ機会となりました。

講演会の後は、を素敵な音楽をバック地元の野菜をメインに使った美味しいお食事にいただきました。

食事会の時に、小松先生もイベント参加者のみなさんにご挨拶。

「ロンドンオリピックにむけて、選手たちが力いっぱい戦うことができるように頑張っています。皆さんもぜひ応援してくださいね!」と、オリンピックに向けてがんばる選手たちの様子をユーモアを交えてお話しされ、会場を大いに盛り上げていました。ブログをご覧のみなさまも注目してくださいね。

今回のイベントをコーディネイトしたのは、小松先生と仲良しの医療ジャーナリスト宇山恵子さん。楽しいひとときをありがとうございます。

美しい自然に囲まれて、美味しいお食事味わい、アンチエイジングの知識も学べる。この素敵なイベントは第2回、第3回も予定されています。興味のある方はこちらをチェック。

 

体操競技の歴史

土曜日, 11月 19th, 2011

こんにちは、セクレタリーKです。小松先生がスポーツドクターとして帯同した、第43回世界選手権は、内村航平選手が個人総合で三連覇を達成。さらにゆかでも金メダルを獲得するなど、日本人選手は大活躍でした。みなさん応援ありがとうございました。

ところで、テレビで試合を見ていると「体操競技は、いつ、誰が、つくったのだろう?」と思いを巡らせるのは私だけでしょうか? そこでほんの少しだけ、体操の歴史を紐解いてみたいと思います。

調べてみると、体操のルーツは、なんと古代ミノア文明にまでさかのぼります。クレタ島のクノッソス宮殿遺跡には「牛飛び」の様子を描いたフレスコ画が残されています。「牛飛び」とは、疾走する牛の角をつかんで、空中に円を描きながら牛の背中に着地して、その上で逆立ちするかっこいいパフォーマンス! 当時のイベントで行われた競技や儀式のようなものだったそうです。今でいう闘牛やあん馬のイメージでしょうか? 紀元前2000年頃から体操は生まれていたというのには驚きです。

中世になると、身体より精神を鍛えることが宗教的な思考で優先されて、体操は不毛の時代に……。しかし、その中でも騎士階級や身体運動をスポーツとして楽しむ民衆によって体操は引き継がれて、徐々に体系化され、近世に至ります。

近世になると、体操はドイツで光を浴び始めます。貴族や君主の青少年に向けて騎士学校や貴族アカデミーなどで、乗馬、剣術、跳馬や、ダンスや球技のようなものが教えられ、身体運動が教育のひとつとして重要だと捉えられるようになっていきます。1774年にドイツの教育者「ヨハン・ベルンハルト・バゼドウ」が開設した「汎愛学院」という学校で体育の授業が行われ、平均台、水平はしご、ボールやこん棒などの道具が使われて始めます。世界ではじめて体育という教科を考えて学校の授業に導入したのはドイツなのです。

1793年には「ドイツ体操の祖父」といわれる「グーツ・ムーン」が「青少年の体育」という本を発刊。この本は学問的に高く評価され、体育の歴史や思想を学ぶためのバイブルともされています。そして「ドイツ体操の父」と呼ばれる「フリードリッヒ・ルードビッヒ・ヤーン」が青少年教育への運動の必要性を唱えて、1811年にベルリン郊外のハーデンハイデンというところに運動場を作ります。自然の草原に手を加えて、数種類のランニングコースと、やり投げの的、飛躍具、木棒、木馬などの器具を用意。ここに現代の体操競技の原型となる、平行棒、水平棒などもあり、ヤーン氏こそが体操の基本を作った人だったのです!

あん馬と跳馬の祖先となる木馬運動は、古代ローマの兵士や若者たちよって乗馬のために準備段階として行われ、片手に武器をもってもうまく飛び乗れるような技術を磨いていたのです。それが時を経て木馬運動の飛び乗りや飛び降り、その時の足さばきが独立して、両手の支える使い方はあん馬運動へ、両手を突き離しての飛び越しは跳馬の跳躍の形式へと2分化されたといわれています。

鉄棒の前身も、ヤーン氏が木で作った直径8cmの太さの水平棒だったと言われています。鉄棒運動のやり方は、木の枝での懸垂運動や綱渡りの綱や水平梯子をわたる運動や、ドイツ体操の祖父「グーツ・ムーツ」の生みだした木を遣った懸垂運動などもルーツになっています。ヤーン氏の水平棒が鉄棒に変ったのは1850年以後で、握りの太さが細くなり、鉄の弾力を利用することで、鉄棒運動の内容は大きく変化していったのです。

平行棒の発生には諸説があり、木馬練習や馬の曲乗り練習の足場から発達したものであるとか、ヤーン氏が体操場を作ったときに、木馬運動をする生徒たちの腕力を強化するために、取り入れたといわれています。振動運動に加えて両腕を支えて安定させることで、力をつけることができたのでしょう。

つり輪に関しては、アドルフ・シュピース氏によってとり入れられたそうですが、ローマ時代にすでに抵抗運動のひとつとして、綱の端をまるめて結び、その輪に足を入れたり、ぶらさがったりすることが行われていて、発生はかなり古いと考えられています。

様々な時代の中で紆余曲折しながら変化を遂げ、徐々に体操は発展していき、世の中に普及し、1881年に国際体操連盟が発足します。1996年の第1回アテネオリピックから男子体操は正式種目となり、6カ国が参加。その際にはゆか運動はなく、代わりにロープ登りがあったそうです! 現在のゆか、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の6種目になったのは1936年から。女子の跳馬、段違い平行棒、平均台、ゆかの4種目別の世界大会は1992年のオリンピック大会から開始されました。それ以前には、女子の種目にもつり輪があったのです。

日本は1932年のロサンゼルス五輪で体操競技に初参加。今では体操王国と呼ばれる日本も、その時は参加5ヶ国中、最下位だったとは信じられません。

体操競技には長い長い歴史があるのです。詳しくはまた小松先生にお伺いしてみようと思います! 来年のロンドンオリンピックが今から楽しみです。