「帯同日記」カテゴリーアーカイブ

ロンドンオリンピック帯同記、その3

またまた久しぶりのブログ更新です。

オリンピックが始まってから、忙しく飛び回っていました。

やっぱり、ゆっくり書いている時間が全くありませんでした。

これも選手たちのためだから、どうかお許しを。

まずは開会式、シドニーオリンピック以来12年ぶりに入場行進させていただきました。

先日ITmediaエグゼクティブのコラムで書かせていただいたように、開会式はコンディショニングの観点からは選手にとっては時として負担になります。

今回のオリンピックでは、その点がよく考慮されていました。

係員の手違いもあって、全員が入場行進のあと帰されることになってしまったのですが、選手村を出て帰ってくるまで2時間ちょっと。

選手にとってはからだにやさしい開会式でした。

そして、翌日からは主に体操についていました。

これが体操会場のノースグリニッジアリーナの外観。

そして、ここで選手たちは4年間の思いを込めて、懸命に戦いました。

男子は「団体金メダル」の夢は果たせなかったけれど、立派な銀メダル。試合後の内村航平選手の「金メダルでなければ2番も4番も同じ」というコメントは、とても正直でよかったと思います。

それだけ、金メダルを目指して、この4年間、強い気持ちで戦ってきたということ。

女子ものびのびと演技してくれました。

そして、個人総合では真ん中に上がる日の丸と君が代。

オリンピックという、ものすごい重圧の中で結果を出す航平は本当にすごいね。

 

今日の、種目別で体操のすべての日程が終わりました。

本当に、選手たちはよくやった。

そして、この日のために、選手たちを支え続けたスタッフのみんな、お疲れさまでした。

こっそり撮っておいた今井トレーナー、森泉コーチ、冨田コーチの写真ものっけちゃいます。

まずはゆっくり休んでくださいね。

明日は女子レスリング会場です。

ロンドンオリンピック帯同記、その2

ロンドンのオリンピック選手村に入って、はや5日が過ぎました。

その間、あちこち走り回って、準備したり、情報を仕入れたり、練習に顔を出したり、と忙しく過ごしてます。

入村翌日には持ち込んだ大量の医務荷物をあけて、選手村の一室を診療室に改造しました。

私の横にある棚が、以前にも紹介したJISSの薬剤師・上東さん特製の薬品棚。ジュラルミンケースをあけて組み立てるだけで、すぐ薬棚として使うことができます。いちいち薬を入れ替える必要がない優れものです。持ち込んだ薬品だけで、ほとんどの医学的問題に対処できます。

このメディカルルームで対処できない場合には、選手村の中のポリクリニックを利用します。ここは普通の病院、血液検査やCT, MRIなど最新式の医療機器を備えます。

午後には、そのポリクリニックも訪問し、隅々まで案内してもらって、情報を入手しました。

そして、昨日はIOCの医事委員会が主催する、メディカルスタッフミーティングが開催されました。

各国のドクターが集合し、大会期間中の医療やドーピング検査などについての説明や、今後のIOC医事委員会の役割や、けがや病気の予防のための調査についてディスカッションされました。

そのほかには、様々な競技の練習に顔を出して、選手やコーチと話をして、コミュニケーションを図ります。

さらに、競技会場の医務体制についての確認することもドクターとして大事。

これは競泳会場、ソウルの金メダリスト、鈴木大地さんと一緒になりました。

これは、体操の本会場、3年前の内村航平選手が個人総合で初優勝したときと同じ会場です。

いよいよ明日から始まります。

男女のサッカーは見事初戦を突破しました。

みんな、自分の力を出し切って、たくさんメダルをとってくれそうな気がする。

それでは、開会式に向かいます。

ロンドンオリンピック帯同記、その1

超久しぶりにブログを更新します。

ロンドンオリンピックの準備や、原稿書きなどでとても忙しくて手が回りませんでした。

今はオリンピック選手村から書いています。

私にとって5回目のオリンピック、今回は日本選手団本部ドクターとして帯同しています。

オリンピック中は様々な規制があるため、書けないこともたくさんあるのですが、可能な範囲で選手村での生活を書いていこうと思います。

7月21日には日本選手団の結団式と壮行会がありました。

これは結団式後に、公式服装で赤間高雄先生とのツーショット。赤間先生は今回のオリンピックの医務の親分です。

結団式の後は、代々木第一体育館に場所を変えて盛大な壮行会でした。

野田総理大臣もいらして、「震災後のニッポンに元気を!そして、2020年の東京オリンピック招致にエネルギーを!」、と素敵なスピーチ。

そして、被災地の子供たちも来てくれて、がれきで作ったお守りをいただきました。

翌朝は7時半にホテルを出発。これは、飛び立つ前の私。

空港の方たちも外から見送ってくれました。

連日ほとんど寝てなくて、クタクタだったから飛行機の中ではぐっすり寝させていただいて、あっという間にヒースロー空港に到着。

そして、選手村へ持ち込む、たくさんの医務の荷物を運び出して、選手村行きのバスに乗り込みます。

バスの窓からみえるタワーブリッジには大きなオリンピックマークが。

1時間ほどで選手村に到着したのでした。

ということで、今日はここまで。

これから、マルチサポート・ハウスに行ってきます。

浜ちゃんロンドンオリンピック出場おめでとう!

カザフスタン・アスタナで繰り広げられたオリンピック出場権をかけた戦いが幕を閉じました。

最終日の機能は、見事に浜口京子選手が3大会連続のオリンピック出場を決め、男子グレコ96キロ級の斎川哲克選手もオリンピックの出場権を獲得しました。

浜ちゃん本当におめでとう!

そして、今大会、浜ちゃんのすべてをサポートしてきた知華ちゃん、本当によかったね。

ドーピング検査が終わって会場から戻ると、部屋にはチカの手作りの「ロンドンオリンピック出場おめでとう!」の横断幕が!

浜ちゃんもびっくり、にっこり。

その前で、木名瀬監督、斎藤コーチと一緒にみんなで一枚。

浜ちゃんも、気が抜けるのは数日しかないと思うけれど、またロンドンでのメダルを目指して頑張ってね!

そしてその後は浜口家も交えての大宴会。

あー、飲んだ、笑った、楽しかった。

浜ちゃんのお父さんも大喜び。

そして、いつものように二人で「ワハハ」の大合唱、俺もだいぶ笑うのが上手になったぞ。

「先生、病気になって診察室に暗い顔で入ってきたやつがいたら、診察室でワハハはって大きな声で笑えばいいんですよ。そしたら、病気だってよくなっちゃう、ワハハ」

なるほど。

よし、こんど一度JISSでやっちゃうか。

ということで、帰国前にホテルでまたまた笑いの練習!

ワハハ!忙しかったけれど、楽しい遠征だったぞ。

これから、日本に戻ります。

●2012年ロンドン五輪アジア予選 日本選手成績

今日も選手たちは頑張っているよ

カザフスタン・アスタナでのレスリング、予選が終わって午後6時からの決勝戦を前に、ウォーミングアップ会場からこれを書いています。

今日も日本選手は気持ちの入った素晴らしい戦いをしました。

グレコローマンの長谷川恒平、松本隆太郎、藤村義の3人が決勝に進み、見事にオリンピックの出場権を獲得しました。

本当に、おめでとう!

ウォームアップ会場はいまはまったりモード、あと30分したら一気に戦闘モードになります。

先ほど、明日最終日のメディカルチェックと計量も終わり、浜ちゃんもホテルに戻りました。

今日もみんな活躍したから、ドーピング検査の付添いで大忙しの夜になりそうです。

こらから始まる、決勝と三位決定戦、みんな最後まで力いっぱい戦ってね。

レスリング・オリンピック予選初日と浜口京子選手の背中

カザフスタン・アスタナでのレスリングのオリンピック予選、初日の今日は男子フリースタイルの4選手が出場、湯本進一選手、高谷惣亮選手が見事にロンドンオリンピック出場を決めました。

みんなが、必死でオリンピック出場を目指して戦ってきます。

相手もみんなシニモノグルイです。

そんな中、二人ともとっても気持ちの入ったいい試合だったよ。おめでとう。

私も、午前11時からずーっとウォームアップ会場、試合会場、で選手たちのために頑張って、最後はドーピング検査の付添い、先ほど夜の11時前にようやく宿舎に戻りました。

今回のオリンピック予選、女子は浜口京子選手がオリンピックをかけて戦います。

そして、彼女は松川知華子さんという心強いパートナーと一緒です。

松川知華子さんはレスリング選手として長い間頑張ってきましたが、昨年いっぱいで現役を引退しました。

彼女は数多くの国際大会で優勝もしてきたけれど、でも、オリンピックには出場することができませんでした。

彼女は55kg級、そうあの世界最強の女、吉田沙保里選手の階級だったのでした。

今回は自分の果たせなかった、オリンピックへの夢をサポートするためにカザフスタンに・・・

とっても仲良しの浜ちゃんとチカちゃん、一緒にいるのは斎藤将士コーチ。

浜ちゃんのオリンピック出場のために、一生懸命サポートしてくれています。

そして、浜口選手の背中にはこんな言葉が!

I am emotionally strong.

I have strong ties !

I have trained hard !

So, I’m gonnna win !

やっぱり気持ち! 強い絆!

みんなが応援して、こんなに練習した浜ちゃんだもの、絶対に勝てるよ!

レスリングのオリンピック予選でカザフスタンにいます

カザフスタンのアスタナにいます。

レスリングのオリンピックアジア予選です

昨年のイスタンブールの世界選手権で、日本は女子が3階級、男子が2階級のオリンピック出場枠を獲得しました。

それ以外の階級では、まだオリンピックの出場権がないので、出場枠をとるためのとっても大事な大会です。

女子は浜口京子、男子は計12人の選手たちが、オリンピック出場をかけて戦います。2位以内、つまり決勝に進めば日本のオリンピック出場枠が獲得できるのです。

詳しくは日本レスリング協会のホームページを見てね!

私は、女子チームと一緒に3月26日の昼過ぎに日本をたちました。そしてフランクフルトで乗り換えて逆戻りしてカザフスタン・アスタナへ。翌日の朝がた到着したアスタナには雪が舞っていました。

今回も、フランクフルトからの飛行機の中で、搭乗していたカザフスタンのご婦人が具合が悪くなってしまい、診察して治療して、一睡もできませんでした。

遠征で飛行機に乗る機会が多いせいもありますが、「医療関係者はいませんか?」と飛行機の中でアナウンスがあって呼ばれる、ということが最近はしょっちゅうあります。この1年半で5回目です。

今回のご婦人もそうでしたが、血圧が下がって、いわゆる自律神経発作状態、旅の疲れや脱水で血圧が下がって倒れちゃうんですね。

皆さんも、長時間の飛行の時は体調万全で乗り込んでくださいね。

これがホテルから見たアスタナの街、右側に見えるのが大会会場。昼間でも水たまりは凍っていますから、もうすぐ4月なのに真冬日、寒い寒い!

そしてこれは練習場の風景。

今日は、無事に初日の計量も終わり、いよいよ明日から大会が始まります。

明日出場するのは男子フリーの湯本進一、高谷惣亮、松本篤史、磯川孝生の4選手。

とにかく「気持ち」だけは強くもって戦えば大丈夫、日本の皆さんも応援してくださいね!

レスリングオリンピック予選初日と浜口京子の背中

カザフスタン・アスタナでのレスリングのオリンピック予選、初日の今日は男子フリースタイルの4選手が出場、湯本進一選手、高谷惣亮選手が見事にロンドンオリンピック出場を決めました。

みんなが、必死でオリンピック出場を目指して戦ってきます。

みんながシニモノグルイです。

そんな中、二人ともとっても気持ちの入ったいい試合だったよ。おめでとう。

私も、午前11時からずーっとウォームアップ会場、試合会場、で選手たちのために頑張って、最後はドーピング検査の付添い、先ほど夜の11時前にようやく宿舎に戻りました。

今回のオリンピック予選、女子は浜口京子選手がオリンピックをかけて戦います。そして、彼女は松川知華子さんという心強いパートナーと一緒です。

松川知華子さんはレスリング選手として長い間頑張ってきましたが、昨年いっぱいで現役を引退しました。

彼女は数多くの国際大会で優勝もしてきたけれど、でも、オリンピックには出場することができませんでした。

彼女は55kg級、そうあの世界最強の女、吉田沙保里選手の階級だったのでした。

今回は自分の果たせなかった、オリンピックへの夢をサポートするためにカザフスタンに・・・

とっても仲良しの浜ちゃんとチカちゃん、一緒にいるのは斎藤将士コーチ。

浜ちゃんのオリンピック出場のために、一生懸命サポートしてくれています。

そして、浜口選手の背中にはこんな言葉が!

I am emotionally strong.

I have strong ties !

I have trained hard !

So, I’m gonnna win !

みんなが応援して、こんなに練習した浜ちゃんだもの、絶対に勝てるよ!

沖縄の離島巡り、プロ野球のアンチ・ドーピング講習会

先週の金曜日から4日間、沖縄の離島、久米島、石垣島、宮古島とまわって、きょう東京に戻ってきました。

プロ野球のキャンプ地でのアンチ・ドーピングの講習会のためです。

日本のプロ野球(NPB)では2006年からアンチ・ドーピングに取り組み、年間100-150件のドーピング検査を行っています。

今後も、「スポーツを守る、野球を守る」ために、しっかりアンチ・ドーピングに取り組もう、という話や、今年の主な変更点、うっかりドーピングにならないための注意点など、話してきました。

NPB医事委員会では、手分けして、この時期にキャンプ地でアンチ・ドーピングの講習会を行っているのです。

30分ほどの講義でしたが、どの球団の選手たちも、眠ることなく、真剣に聞いてくれました。

練習練習で疲れているのにね。感謝感謝!これからも野球界みんなでアンチ・ドーピングの取り組みましょうね。

講習会だけじゃあなくて、キャンプの現場も訪問、オリンピックやワールドベースボールクラッシックで一緒に戦った仲間とも久しぶりの再会。

みんな、私を見つけては声をかけてくれてうれしい。

楽天の星野仙一監督も、「おーコマッチャン、元気か~」って、北京オリンピック以来久しぶりの再会。名前まで呼んでくれて、本当にうれしい!

球場では、これまたWBCでご一緒した、伝説の剛速球投手、与田剛さんとお会いしました。

「現役時代、ケガで苦しんだとき、何にでもすがりたい気持ちになったけれど、でも、ドーピングだけはやましい気持ちを持ち続けることになりそうな気がして、絶対手を出せなかった」と。

相変わらず、さわやかでかっこいい!

沖縄はやっぱりとても暖かでした。今年はどんな若者が活躍するんだろうね。

そして、沖縄といえば青い海。

きれいだねえ。思わず松田聖子の「青いサンゴ礁」を口ずさんでしまうしまう私。

宮古島で宿泊したホテルの横には「うえのドイツ文化村」というテーマパークがありました。

どうして宮古島とドイツ??

明治6年にドイツの商船が宮古島沖で座礁難破したのを宮古島の住民が救助して、手厚く看護して、無事ドイツに帰国させたのだそうです。

その報告を受けたドイツ皇帝は宮古島に「博愛記念館」を建立しました。以来、ドイツとの深い関係。

知らなかったです。勉強になりました。

そして、ドイツ村の中には、、本物のベルリンの壁が。

ベルリンの壁崩壊後、購入して日本に運んだのだとか。

あー、我々世代としてはなかなか感慨深い。

でも、ベルリンの壁崩壊も、もはや22年以上前の話。

私が小学生の時、大阪万博のころに第二次世界大戦の話を聞くようなものですな。

そう考えると、大昔ってことなのか。う~ん、ついこの前の事と思ってしまうわたしはやっぱりおじさんなのかも。

でも、このベルリンの壁が壊れる前まで、旧東ドイツでは国を挙げてドーピング行為が行われていました。そう考えると、このベルリンの壁はアンチ・ドーピングにとっても象徴的な壁。

まじめに聞いてくれた選手たちと、青い海と、泡盛と、そして優しくしてくれた沖縄の人たちに感謝しながら沖縄をあとにしたのでした。

毎年恒例、川崎宗則との自主トレ

先週は宮崎に行ってきました。

マリナーズとマイナー契約し、メジャーリーグに挑戦するために海を渡る友人・川崎宗則の自主トレに参加するためです。

宗とはもう10年になります。彼がまだ若くて無名だったころ、キューバで開催されたインターコンチネンタルカップにチームドクターとして帯同。きっとお互い同じにおいを感じたんでしょうね、どういうわけか仲良くなって、その後も彼のスポーツに対する姿勢にいつも勉強させてもらっています。

今まで何度も書いてきたので、ぜひ読んでみてね。

今年は「宗侍」川崎宗則の野球教室と宗侍(ムネザムライ)

毎年参加している宗の自主トレですが、彼にとって今年は新しいスタートの年、ぜひ会いにいかなきゃ、と行ってきました。

川崎選手と一緒にトレーニングするのは、横浜の井出正太郎、楽天の定岡卓磨、サポートする岸健太郎、定岡隼人、川野史貴トレーナー、有川征太郎マネージャーという面々。そして、そこにおじさんの私も加わったのでした。

今年のメニューは体幹を鍛えるメニューが中心、どうやらイチローの影響を受けたな。

室内練習場でいきなり400回のスクワットから始まりました。

いやー、きついきつい。続々と襲いかかる体幹トレーニングメニューの嵐。大きな声だけ出してテンポの遅さをごまかそうとする私。

でも一生懸命最後までやり遂げました。やったー。しかしさすがプロ、メニューはまだまだ続きます。

グランドに移って、再び地獄のような特訓です。

淡々と続ける宗リン。

メニューは2時間以上びっしりと続き、そのあとノック。ボール回しを手伝ってようやく昼食となりました。

困難な道をあえて選び、努力してメジャーリーガーを勝ち取ろうと頑張る川崎宗則。

本当に素晴らしいね。

「今、入団3年目くらいの本当に新鮮な気持ちなんですよ」と宗リン。

もちろん厳しい世界だけれど、楽しく、はつらつと、今まで通りの川崎宗則でいればかならずメジャーリーガーを勝ち取ることができるよ!

空港までのタクシーの中、運転手さんが私に話してくれました。

「川崎選手を一度おのせしたことがあるんですよ。さわやかで、礼儀正しくて、我々にもいろいろ気を遣ってくれて、話ししてくれるんですよ。あんなスター選手なのに、ほんとに素晴らしい人ですよね。ぜひアメリカでも活躍して欲しいですよね。」

余計なことは言わずに黙って聞いていた私でしたが、「さすが宗!」と、とっても嬉しい気持ちになって宮崎を後にしたのでした。

来年はメジャーリーガー川崎宗則の自主トレにくるよ!応援してるぞ!